北海道の暖房費・電気代は?値段の割に、部屋はとても暖かいんです。

寒い北海道の冬。北海道の家では、どんな暖房をつかっているのでしょうか。部屋はどのくらい暖かくなるんでしょうか?
なんと、北海道の室内は全国でいちばん暖かいと言われています。
ここでは、どんな暖房が使われているのか、実際の電気代はどのくらいなのかを紹介していきます。

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北海道の部屋は暖かい?

結論から言うと、全国一暖かいです。
以下は2010年にウェザーニュースが行なった、全国部屋の温度調査結果。

「全国部屋の温度調査結果」
(平均温度)
1位
北海道(21.55℃)
2位
青森県(20.73℃)
3位
島根県(20.5℃)
4位
秋田県(20.38℃)
5位
富山県(19.71℃)
6位
佐賀県(19.63℃)
7位
神奈川県(19.49℃)
8位
山形県(19.48℃)
9位
東京都(19.45℃)
10位
岩手県(19.34℃)
全国平均
全国平均(18.93℃)
45位
鹿児島県(17.38℃)
45位
長崎県(17.24℃)
45位
和歌山県(17.1℃)
46位
鳥取県(16.97℃)

データ引用元:ウェザーニュース
(http://weathernews.com/ja/nc/press/2010/100127.html)

なんと、22度近いんです。
九州出身の私には驚きの結果でした。
(実は、九州は最も部屋が寒い部類に入ります・・。通気性のいい住居なので。)

赤ちゃんにも優しい北海道の冬の暮らし(ただし室内に限る)

北海道人は、冬に部屋でパンツ一丁でアイス食べてる(夫による情報)。って聞いて、うそでしょーと思いますよね。

本当でした。

東京、というか本州では、寒くてこたつに潜ったり、ちゃんちゃんこ来たりして冬を凌ぐじゃないですか。そういう必要がないんです。
私も、引越しの際にこたつを持って来たけど、一度も使っていません。邪魔だし埃がたつし・・。

九州にいた頃は、部屋が寒くて手足が冷たくなって、着る毛布アマゾンで買って着て、背中にホッカイロ貼って、靴下にルームシューズ履いたりしてたのに、なんだったんだろうと思います。

うちは、二間のリビングにFF式灯油ストーブ(循環式床暖房つき)1台と、エアコン1台を併用しています。

猫にも優しい。これを見ればいかに暖かいかご理解いただけるでしょう。

「なんですか?」
いつもここから動きません。床暖とストーブの一等席。
(うちの猫のしっぽちゃんです。)

ソファがめちゃくちゃ暖房に近いですが、じんわり暖かいので大丈夫です。猫もかぶりつくレベルですから。
暖房の種類については、後ほど説明することにします。

うちの娘は9月末生まれなので、北海道の冬の寒さに耐えられるのかな・・と心配でしたが、心配いりませんでした。
九州の実家の母たちは、「赤ちゃん大丈夫?」「寒くないようにしてね」「おっぱいあげるの寒くてかわいそう」って言うのですが、北海道以外の人は本当にそういう感覚なんですよね。

部屋の温度は20度前後で保たれています。(寒い日は20度切ってますが、暖房もっとガンガンつければ上がると思います。)
うちは道南の一軒家(借家)なので、そこまで重装備の家じゃないのですけど、このくらいは保てます。

暖房の機能がいいこともそうですが、北海道のほとんどの家は、家自体が熱を逃がさないように作られているので、新生児にも安心の生活ができます。

灯油タンクは外にあり、家の中まで灯油配管が通っている。手動で給油する必要なし。

これは、寒冷地の人には常識なのかもしれませんが、そうでない地域の人間には驚きでした。

どの家も外に灯油タンク(200L〜1000L入るものもある)があり、業者さんがそこにまとめて給油してくれます。灯油タンクの上にはメモリがついていて、残量がわかるようになっています。

この灯油タンクから、灯油配管が家の暖房器具まで(複数)とどいており、各暖房器具に給油する必要はないのです。

これは二階に灯油を引き上げるためのオイルサーバー。灯油タンクから離れたところでも、灯油をまわすことができます。

また、うちでは温水も灯油式のため、お湯を沸かすためのボイラーが室内にあります。これも一般的みたいです。
ボイラーの規模によっては、ボイラー室が孤立してある家もあり、そこで洗濯物なんかを乾かすそうです。
(珍しいので、不動産の人に質問しまくってたら笑われました(笑))

以上は灯油の場合の燃料補給についての話でしたが、灯油以外にもいろいろな暖房がります。

寒冷地で使われる暖房には、どんなものがあるの?

北海道の暖房は、多くは寒冷地仕様の暖房器具です。
最近はエアコンでも寒冷地仕様と銘打ったエアコンが出ていますが、まだあまり使われてはいないようです。
よく使われる暖房の種類としては、次のようなものがあります。

  1. FF式ストーブ
  2. 石油ストーブ、ファンヒーター(煙突がついているものもあり)
  3. ガスファンヒーター
  4. 電気ヒーター(遠赤外線)
  5. 薪ストーブ
  6. ヒートポンプ式温水暖房システム(温水循環式)

このうち、FF式というのは聞き慣れない言葉でした。
FF式とは、暖房器具に密閉式の煙突(通気口)がついていて、燃焼時の空気を外から取り込み、燃焼後の空気を外へ吐き出す、空気を循環させるしくみを持った暖房器具です。石油式なので、灯油を使います。

これのいいところは、空気が汚れないのであまり換気しなくても大丈夫というところです。

ポータブルを使っていると、せっかく温まった空気をいちいち逃して、窓を解放しないといけなかったので、暖かいままでいられるのはとても快適です。

暖房代はどのくらいかかるの?あくまで実際の例ですが。

北海道の暖房費用は、もちろん部屋の規模や家族の人数によりますが、平均的には灯油ベースで1〜2万なのではないかと思います。

うちは14畳のリビング(フローリング)+10畳の和室を、FF式灯油ストーブ1台と、エアコン1台で暖めています。
加えて、お風呂や台所のお湯が灯油温水です。
これで、通常の灯油費用が4000円/月程度、冬季の灯油費用が13000円/月程度です。灯油の冬季追加費用は9000円ということになります。
電気代の追加は、冬季追加分で+7000円程度でしょうか。

あわせると、冬季の暖房代での追加分は、16000円となります。

電気については、夫が独身時代に住んでいたオール電化の2LDKで2万程度だったそうですので、家族だと灯油より高くなるのではないでしょうか。

うちの実家が一戸建ての、ヒートポンプ式温水循環暖房(灯油使用)ですが、月に15000円〜20000円程度だそうです。ただ、これは賃貸ではなかなかないのかなと思います。

そしてガス。
以前、札幌のとなりの江別市に住んでいたとき、ガス式ファンヒーターを使用していました。(都市ガス)
この値段がとても高かったんです。
2LDKで2台のガス式ファンヒーターをつけていましたが、月のガス代が4万超えていました。
冬は常にマイナス気温で、夜には−10℃を軽く下回る日も多く、窓はすべて二重窓の集合アパートでした。部屋の温度を20℃前後に保とうとすると、そのくらいのガス代がかかっていました。

もちろん、家の作りや広さによるとは思います。
住んでみないと分からないところが怖いところですが、そういう事例もあるということを知っておくとよいかと思います。

個人的な感覚では、灯油を選んでおけばそう高額な暖房費はかからないような気がしますね。
オール電化も流行りですけど、冬の北海道で一つのエネルギー源に頼るのは、不安な気がします。
何かの災害で電気が止まってしまったら、凍死してしまいますので。

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