函館の回転寿司「函太郎」を知っていますか?
回転寿司とはとても思えない贅沢なネタだらけの回転寿司で、テレビの取材も頻繁に行われている人気店です。
特に旅行者に大人気で、函館旅行に来る人なら絶対に外せないお店です。
私もはじめての函館旅行のときに訪れて以来、地元の人となっても何度となく通っていますが、今回あらためてメニューをリニューアルした函太郎に行ってきましたのでご紹介します。
このページの目次
函館の回転寿司といえば函太郎
函太郎は函館エリア中心に展開している回転寿司で、「グルメ回転寿司」と謳って海の街函館ならではの贅沢なネタを中心としたお寿司を提供しています。
テレビの取材もひんぱんに来ていて、元SMAPメンバーをはじめ色々な芸能人が訪れているお店でもあります。
最近メニューがリニューアルされ、「贅沢なネタを使ったセット寿司」を中心のラインナップとなり、巷の回転寿司とは一線を画したものとなりました。
観光客をターゲットにしているため、函館の地元獲れの海産物や北海道産の食材(海鮮だけでなく、肉やジャガイモなど)を使ったネタが中心です。
贅沢三昧の豪華ネタを使ったお寿司メニュー
函太郎といえば、海の街函館の地元獲れのネタを使ったお寿司で有名です。
実際に目を引くネタを中心に頼んでみたので、写真付きでご紹介します。
(メニューリストの写真は、記事の最後の方にまとめて掲載しています。)
オススメは「○○三昧(ざんまい)」(写真は五稜郭店)

函太郎・こっこ三昧(いくら、すじこ、ハチミツたらこ)
函太郎でオススメのメニューは、「なんとか三昧」と名前がついているセット寿司です。
1皿に異なるネタが1貫ずつ合計3貫入っていて、食べ比べることができます。
なに三昧かは店舗ごとに違っています。(公式サイトにはメニューが掲載されています)
このページでは、旅行者にも人気の「五稜郭店」のメニューを掲載しています。
上の写真は魚卵をあつめた「こっこ三昧」。いくら、すじこ、ハチミツたらこがセットになっています。
いくらやすじこは言うまでもなく人気メニューで、味が濃くて美味しい。
ハチミツたらこは初めて見ましたが、ハチミツの甘さがするわけではなく、たらこのしょっぱさが消えてまろやかな舌触りになっていました。

函太郎・本まぐろ三昧(赤身、中トロ、大トロ)
こちらは本まぐろ三昧。寿司といえばやっぱりまぐろ。
私は大トロが好きです。溶けるおいしさ。和牛みたい。
1歳の子供にもちぎってあげたら、うまそうに食べていました。

函太郎・みそ三昧(ロブスターみそ、かにみそ、えびみそ)
こちらは変り種の「みそ三昧」。ロブスターみそ、かにみそ、えびみそです。
たぶん左のがかにみそで、右がロブスターみそだと思います(自信がない・・)
中央の身が乗ったのはえびみそ。
五稜郭店にいけば食べられると思います(時期によるかも!?)
個人的にロブスターみそがうにみたいで美味しかった。
日本酒好きな人が好みそうなメニューです。私は日本酒飲めませんが(笑)
この他にも、サーモン三昧やえんがわ三昧、炙り三昧といった人気メニューもありますよ。
北海道産和牛あぶり

函太郎・和牛あぶり
こちらは北海道産和牛あぶり。
高級ステーキ肉ですよこれは!
実は最初に頼んだ時は「今はご提供できなくて・・」と言われて諦めたのですが、しばらくしたらカウンター内に店員さんの「和牛復活でーす!」という声が聞こえたのです。
すかさず頼んでみたら、出てきました和牛あぶり!
これ塊状のときは霜降りなんじゃないかなあ・・・というトロトロ感です。
肉かけらを1歳の子供の口にいれたら、パッとこっちを見る旨さでした(笑)
おろしが少し乗っていて、ポン酢系のジュレがかかっていますので醤油はいりません。
わさび醤油とも合いそうなお肉なのでつけても良いですけどね。
低価格皿(120円、180円、220円)も回転寿司とは思えない旨さ
函太郎の低価格皿は、120円皿からあり180円皿皿、220円皿と続きます。
小さい子供がいたので写真は撮れていないのですが・・・
低価格皿も回転寿司とは思えない旨さです。
120円皿は軍艦中心で、ねぎとろサーモン軍艦やまぐろ納豆軍艦、ツナサラダ軍艦、海老マヨ軍艦とお子様が大好きなメニューが揃っています。
家族連れでいってもお財布にやさしくて、ありがたいですね。
180円皿には人気のサーモンやシメサバ、海老アボガドロールやクランチロール(?)、函太ロール(いくらが入った巻き寿司)といった変り種が入ってきます。
かに味噌軍艦やロブスター味噌軍艦がここに入っているのも嬉しいですね。
220円皿にはばちまぐろ、漬けまぐろやえんがわ、甘海老が入って来ます。
函太郎のなかでは低価格皿に入りますが、ここらへんから結構豪華になりますね。
豪華・日替わり味噌汁

函太郎・たち(白子)味噌汁
お寿司屋さんといえば頼みたいのが、出汁のたっぷりでたお味噌汁。
日替わりで色々なお味噌汁が楽しめます。
この日は、鮭のあら煮味噌汁とたち(白子)味噌汁の2種類でした。私はたちの白子味噌汁を頼みました。
全く生臭くない、とろっとした白子がたくさん入っています。ジャガイモも入っていました。
出汁のたっぷりでた汁も美味しく、あっというまに完食。
確かはじめて函太郎にきたときも、たちの白子味噌汁を食べました。
よくあるメニューなのかもしれません。
旅行者なら絶対食べたい、インカの目覚めポテト

函太郎・インカの目覚めポテト
インカの目覚めというジャガイモ、知ってますか?
北海道で少ししか採れない貴重なじゃがいもです。
黄色くて小さい、まるでサツマイモのようなジャガイモです。
ほくほくしていて甘く、揚げるとスイートポテトのような味になります。
それに粗塩をかけると、しょっぱさと甘さとホクホク感が合わさってとんでもなく美味しいのです。

函太郎・インカの目覚めポテト
私がはじめてインカの目覚めポテトを初めて食べたのは高速のICの出店でしたが、それでも感動するおいしさだったので、函太郎のようなお店で揚げたポテトはとっても美味しいのです。
ポテト好きの1歳の子供に食べさせたら、あまりの旨さにもうこれしか食べなくなりました・・・。(ほとんど食べてしまいました)
寿司ではありませんが、北海道に来る方には絶対に食べて欲しい一品です。
デザートも豊富、オススメはなめらかプリン

函太郎・なめらかプリン
函館歴の長い旦那オススメの「なめらかプリン」です。
少量ですが濃厚で、質感はハード系の(固まっている)プリンです。
当然お子様にも大人気。娘が今日一番の食いつきを見せていました。
メニュー表をご紹介
最後に、メニュー表(五稜郭店)を掲載します。
(画像をクリックすると拡大します)
なお、一品料理やお酒・デザートメニューは店舗によって違うようなので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
旅行者にオススメの函太郎の店舗
観光に便利・五稜郭店

函太郎・五稜郭店
観光客にオススメなのは五稜郭の隣にある五稜郭店です。
五稜郭の正面ゲートからは結構歩きますのでご注意。冬場はタクシーの方が良いでしょう。
観光客向けに気を使った外装、内装になっています。

函太郎・五稜郭店
函太郎はカウンター席メインの店舗が多いですが、こちらはカウンターとボックス席(左奥に見える席)の他に、個室をたくさん用意しているようです。
この日は12月半ばの土曜日でしたが、個室は満席でした。
ふらっといく観光客にはカウンターかボックス席になると思いますが、五稜郭店はカウンター席が少ないので観光シーズンの混んでる時間帯は待つかもしれません。
次に紹介する宇賀浦本店のほうがカウンターが多いです。

函太郎・五稜郭店ボックス席

函太郎・五稜郭店ボックス席(1席のみの変形型)
函太郎にはどの店舗にもボックス席がありますが、子供連れで五稜郭店に行ったら面白いボックス席に案内されました。(写真下)
子供にちょうど良いテーブルをくり抜いた席が1つついていました。

函太郎・五稜郭店の変わったボックス席
子供を閉じ込めておくのにちょうど良いです(笑)
なお、お子様椅子はハイチェアとテーブルにぶら下げて設置する椅子の2タイプから選べました。
空港からの移動(車)のついでに・宇賀浦本店

函太郎・宇賀浦本店(出展:函太郎公式サイト)
宇賀浦本店は函館空港から函館市街に向かう道路(漁火通り)の途中にあります。
観光客にとって最も行きやすい店舗かもしれません。ただし車(タクシー)でないときつい場所にあります。
こちらは五稜郭店と比べてカウンター席が多いので、回転も早そうです。
津軽海峡を望んでお寿司をいただくことができます。
店舗によってお酒メニューが違う
公式サイトを見ると、お酒&デザートメニューのページが店舗によって別々に掲載されています。
お酒のメニューは店舗によって違うことがあるので気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
函館で一番人気の函太郎は、函館獲れの食材や北海道の食材をふんだんに使ったグルメ回転寿司です。
人気のネタを1貫ずつ3貫盛りにした「本まぐろ三昧」などのセットメニューが人気です。
また、お子様の椅子やわさび抜きのネタ、子供もたべれるフライドポテトなどのサイドメニューも用意されており、家族連れでも訪れやすくなっています。
函館に来た際はぜひ行ってみてください。