F1初心者でも楽しめる!レースのルールとグランプリ

F1初心者も楽しめる!F1好きの1児のママ・フェニックスA子(F1歴4年目)が、レースのルールや見どころを解説するシリーズ、第1回目は基本的なルールとグランプリについてです。

世界各国で行われるF1レースとポイント争い、1回のグランプリのフリー走行、予選、決勝の違いについてなど、全体のお話から見ていきましょう。

 

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F1は初心者も気軽に楽しめるスポーツ

F1(正式名称はFormula1:フォーミュラワン)というと、見たことない人にとっては、かなりとっつきにくいスポーツだと思うんじゃないでしょうか?

英語と数字が画面にいっぱい並んでいて、ブンブン車が走っているだけだし、解説は何言ってるかさっぱりわからないし・・・同じところぐるぐる回ってるし・・・

でも、画面を見ているだけでもその激しさやレースの緊張感は伝わるものです。

この記事では、F1初心者のためのゆるいF1講座!ということで、F1歴たったの3年の私、フェニックスA子がF1の見どころと楽しみ方をご紹介します!

 

<F1初心者講座:記事一覧>

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世界をめぐるF1レース!年間通してポイントを争う

F1レースは、世界各地で行われる年間レース。全世界の21ヶ国(2018年)を巡って、全21レースが行われます。

各国で行われるレースを、「F1XXXグランプリ」といいます。

たとえば、F1日本GP、F1オーストラリアGP、といった感じ。(GPってのはグランプリの略ね)

年間のレースは、3月のF1オーストラリアGPにはじまって、11月のアブダビGPまで。一年間世界各地を文字通り走り抜けます。

ポイントは年間ポイント(チャンピオンシップ・ポイント)を争う形式です。

でも、優勝は1レースごとに与えられますし、トロフィー授賞式も毎回行います。

<1レースでもらえるチャンピオンシップ・ポイント>

  • 1位:25ポイント
  • 2位:18ポイント
  • 3位:15ポイント
  • 4位:12ポイント
  • 5位:10ポイント
  • 6位:8ポイント
  • 7位:6ポイント
  • 8位:4ポイント
  • 9位:2ポイント
  • 10位:1ポイント

だから「F1日本GPで優勝!」といっても、同じことを世界21カ国でやって、その総ポイントで年間成績を争うスポーツなんですね。

 

どの国にとっても年に1回!自国開催レースはお祭り騒ぎ

世界を回るF1レースですが、開催できる国はたったの21カ国です。

そして、その国のF1ファンにとっても、国の要人にとっても、自国グランプリは年に一度のお祭り騒ぎ。

各国の要人や有名人もたくさんF1レースを観戦にきます。

国によっては王室の方々が代表で授与式にきたり、ジャスティンビーバーなどの大物も見にくるくらいです。

F1ファンにとっても、世界的に有名なF1ドライバーと車、そしてチームがまるごと来国してくる自国グランプリは楽しみにしている存在。

わざわざ外国までおっかけて観戦しにいくF1ファンもザラにいます。(旅行会社も各国GP観戦ツアーを組んでます)

こんなスポーツ、世界中を見てもなかなかありませんよ。

 

母国グランプリとなるドライバーは見どころ

特に、見どころは母国グランプリとなるドライバー。彼らは名誉をかけて戦いますし、観戦しにくるF1ファンも総出で自国ドライバーを応援します。

(正直、自国チームよりも自国ドライバーを応援する方がずっと熱気があるのは、面白いところですね)

 

みんなが知っているF1は、実は「F1決勝」だった

F1と言えば、多くの車が一斉にスタートを切って、大混雑の中でレースが始まる・・・という景色を想像する人がほとんどでしょう。

あれは、各国のF1グランプリの決勝レースなんです。

F1グランプリ(1レース)の全体は、次ような3部構成になってます。

  1. フリー走行(1回目〜3回目):主に金〜土曜日
  2. 予選:主に土曜日
  3. 決勝:主に日曜日

フリー走行は、マシンの調子を見るために行うテスト走行。合計3回ありますが、1回でも出てくればオッケー。

予選はタイムアタック形式。Q1、Q2、Q3と15分ずつの3回に別れていて、各チームはその中でベストタイムを計測します。

成績によってケツから落とされていくので、Q3で残れるドライバーは10人です。

そして、この予選で決まった成績が、そのまま決勝レースの出発順になります。

だから、予選は超重要。(決勝レースの出発順についてはまた後ほど・・)

そして決勝は、みなさん知っての通り「ヨーイドン」で一斉にスタートして、何十周も走るレースです。

一回のF1グランプリで、このような構成になってます。

昔はテレビで放映するのは決勝レースが中心でしたが、今はDAZN放送で全部見れちゃいますよ。

贅沢な時代ですな。

 

フリー走行と予選って面白いの?見どころを解説

フリー走行と予選を見るのは、よほどのF1ファンといったイメージ。

でも実は、見てみるとここでしか見れないことがたくさんあるんです。

 

フリー走行&予選はピットの様子を楽しもう

フリー走行は、マシンの調子を見るレースなので車が走る様子を観れるのは、あったりなかったりといったところ。

フリー走行で視聴者が気になるのは、マシンの調子がどうかといった解説者のお話がメインですね。そういう意味では、フリー走行まで見るのは本当にマニアだと思います。

しかし私がオススメしたいのは、フリー走行や予選で見れる、ピット(車の入る車庫&メンテナンスルームのこと)の様子!

 

F1のピット(車庫)内はまるでSF映画

最先端の解析マシンやメンテナンスの精密機械、そして色とりどりのつなぎとヘルメットに身を包んだチームエンジニア。

ピッカピカのF1マシンをメンテナンスする様子も見れます。

ドライバーが座るシートにはあらゆるモニターや管がつながっていて、周りのスタッフはかいがいしくドライバーにドリンクを持ってきたり、モニターを持ってきて意見を聞いたりと、まるで宇宙船のようです。

(ドライバーは狭いシートに座るとろくに動けないんでこうなる)

他には、ピット内で車を降りてくつろぐドライバーの姿が見れたり、かつての有名F1レーサーが観れたりもします。(このあたりは本当にマニア向けですな)

 

予選はタイムアタック式。でもサバイバルな一面も

予選の見どころについては、速いものが勝つというサバイバルルール。

そして、ここでの成績が決勝の出発順を決めます。

予選はQ1、Q2、Q3と3回に分かれていて、それぞれタイムアタックで成績を取り、遅いドライバーから足切りで落とされていきます。

<予選の構成>

  • Q1:全員出走、6人脱落
  • Q2:16人出走で6人脱落
  • Q3:10人出走

最後まで残れる10人は、合計3回のタイムアタックをすることになります。

でも、ここで落ちたからといって明日の決勝レースに出れないわけではないので、ご安心を。

(チームやドライバーのファンにとっては、強いチームほど長く見ることができるので、やっぱり残っていて欲しいですけどね)

タイムアタックは時間内であればいつ計測してもOK

タイムアタックは時間内であればいつ計測しても良くて、サーキットの混雑状況をみながら、各ドライバーはスタートします。

予選は、決勝と違って一斉に走り出すわけではないので、決勝に比べると観ていて盛り上がりは少ないかもしれませんね。

ただし、予選から勝手に壁にぶつかってクラッシュして、予選ごと止めるツワモノもいるので、そういう時は盛り上がりますね。

ちなみに、他者のクラッシュなどの事故が原因で、走り損ねてタイム計測できなかったドライバーは、たいてい痛い目を見ます。(容赦無くタイム無し扱い)

 

決勝の出走順序について

予選の結果で決まる、決勝の出走順序。これ、当然ですがめちゃくちゃ大切です。

前にいるほど人より前から出発できるから有利なのは当たり前なのですが、F1は最初の第一コーナーあたりでほとんど1列になります。

つまり、スタートから第一コーナーを抜けるあたりまでに、自分の位置を確保しておかないといけないのです。

接触してしまえば、最悪破損して一発アウト(リタイヤ)なので、スタートの走順はすごく大事。

なにしろ全部で22台もいるので、混雑している後方から出発となると、それだけ人とぶつかるリスクが高いんです。

事実、後ろからスタートする人たちはかなりの確率でクラッシュ、破損してしまい、レースを完走しきれずにいます。

 

まとめ

F1初心者でもたのしめるF1講座、第一回目はレース全体の説明と、グランプリ、ポイント、フリー走行/予選/決勝についてでした。

年間通して戦うF1ですが、1回1回が盛りだくさんの内容で、熱いです。

肝心の決勝の話がほとんど出てきていないので、最初からマニアックな話になってしまったかもしれませんが・・・;

次回は決勝レースのみどころをやりたいと思います!笑

お楽しみに〜。

 

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フェニックスA子

F1まんがクリエイター(アラフォー)。イラストと漫画を描くのが好きです。映画RUSHを見てF1を知り、そのまま沼にはまりました。スポーツは拳で殴り合いたいタイプなので硬派なドライバーを応援しがち。

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