バイク乗りの天国北海道。
でも、北海道へ引っ越す時に困るのがバイクの輸送です。陸続きではないし、引っ越しシーズンは雪もあるため乗っていくことが難しいのです。
かといって、引越し会社に頼むととても高くなります。
オススメはバイク専門の陸運会社(陸送)にお願いすることです。これなら、引越し会社に比べて格段に安いです。
集荷先や配送先は自宅かデポというバイクステーションになりますが、デポの方が安いです。引越し元が雪国ではない場合、自走で持ち込むことは難しくはないので積極的に利用すると良いでしょう。
実際に私が引っ越す時に検討した値段を見ながら紹介していきます。
冬の北海道のバイク事情
(北海道ではない方はこの章は飛ばしてください。)
まずは、あなたが引っ越す時期に北海道の路面状況はどうか?ということです。
これを確認しないと、陸運会社の届け先にも困ることになります。陸運会社は、自宅もしくはデポ(バイクを集めているステーション)に配送してくれますが、安くするためにはデポ配送のほうがおすすめです。
そこから自走することを考えると、時期的にできない場合もあるのです。
3〜4月の北海道は、場所によってはまだ雪が残っています。積雪量については以下の記事を参考にしてください。

引っ越し屋と陸運会社のバイク輸送価格の違い(参考)
私が引っ越しした時期は、年で最も安いと言われている1月半ば。東京〜北海道間の引っ越しはお金がかかることが予想されたため、調整できる限りの安い時期にしたのです。
それでも、バイクを輸送する価格はとんでもなく高かったのです。
輸送したバイクは250ccのドラッグスター。アイキャッチ画像のやつです。
運送 | 見積価格 | 集荷先 | 配送先 |
---|---|---|---|
引っ越し会社A | 12万 | 自宅 | 自宅 |
引っ越し会社B | 10万→8万 (競合との引っ越し総額の値切りで下げてくれてもこれ) |
自宅 | 自宅 |
陸運会社 | 46,980円 ※集荷・配送時期は10月〜11月 |
デポ | デポ |
基本的に、引っ越し会社は高いです。私が見積もりを取っている引っ越し会社は、大手のN通運とかA引っ越しセンターとかではなく、もっと安く小さめの会社だったせいもあるかもしれません。
(引っ越し価格は、大手よりもその土地が得意な小さめの会社の方が安いため)
それでも、バイク輸送を専門にしているところには敵わないと思います。
引っ越しが1月のため、バイクはもっと早くに送ることにしました。
私の場合、デポを配送先に指定したので、北海道にいる夫に冬期保管先まで自走で乗って行って欲しかったからです。
(11月はめっちゃ寒いですが・・まだ雪が降っていなければ乗れる)
北海道では、バイクは冬期保管サービスを利用するのが一般的です。バイク屋さんが請け負っています。
バイクの陸運会社、おすすめはBAS
私が実際に利用した陸運会社はBAS(株式会社ビーエーエス)です。
全国にデポや持ち込み先の提携店があります。2りんかんや、ナップス、バイク王などが提携しているため、バイクの持ち込み先は多いです。
ただ、持ち込み先の対応できる曜日には違いがあります。
私は土日しか無理だったので、世田谷デポではなく足立2りんかんに持ち込みました。
また、配送の日時も週1で便が決まっていたりします。基本、急がない人向けです。
この辺りは個別に確認してみてください。
手続きの流れ
BASでのバイク輸送の手続きの流れは、こんな感じでした。
- デポにバイクを持っていく
- 点検を受ける(30分程度)
- 書面の記入
- 終了。預けて帰る(※歩き)
足立2りんかんまで自走してもっていきます。バイク店なので、駅とは無縁の変な場所にあるので、帰りはちょっと歩きました・・・。
点検は、あらかじめ付いている傷などを確認するものです。輸送時についたと言われたら困るので。
特に難しいことはなかったです。
バイクに乗る人にとって、北海道のツーリングは憧れですが、バイクを運ぶとなると結構な苦労がいるんですね。
実際に引っ越すまで、あまり頭にありませんでした。
引っ越しシーズンのバイク輸送は、予想外の高い金額がかかることもあるため、早めの調査をおススメします。