セカンドカーとして軽自動車を買った場合の費用を、購入費+維持費で比較しました。
新車・中古車・カーリース別に、3年と5年で細かく比較しています。
寒冷地向けに、スタッドレスタイヤと交換費用も込みです。
北海道に転勤してくる方にとって、車を2台持ちにする(セカンドカーを買う)かどうかで悩む方は多いと思います。
北海道の冬は寒さと雪が厳しいため、どこに行くにも車が必要になります。しかし、車は夫が仕事で使ってしまっている・・・残った妻と子供はどうしよう?
そんな方のために、セカンドカー費用を次のようなケース別に比較しました。
買い方としては新車、中古車、カーリースの場合を、期間としては3年、5年乗った場合を比較しています。
このページの目次
セカンドカーが必要な理由とは?
セカンドカーが必要な理由は家庭によってそれぞれですが、主に以下のようなケースの場合、セカンドカーが必要になってきます。
<セカンドカーが必要になる理由>
- 夫が通勤に車を使う
- 妻が通勤に車を使う
- 子供の保育園、幼稚園の送迎が必要(雪の降る地域で車がいるなど)
- (北海道の場合)日常の買い物(食料品、消耗品)をする場所が、極めて近い徒歩圏内(5分以内)にない
これらのうち2つ以上当てはまる場合は、車が二台ないと生活がかなり辛い(工夫や努力が必要)ということになります。
車が一台もない場合は、難しいでしょう。
北海道に住んでいる場合、日常の買い物について「徒歩圏内5分以内にないときつい」とした理由は、雪の降る季節になると、買い物はまず車前提となるためです。
車が必要かどうか、または車1台でどう過ごすかを述べた記事は、こちらをご覧下さい。

また、短期型カーリース(90日からレンタル・乗り換え可能)も転勤族向きのお得な方法です。
詳しくはこちらの記事をごらんください。

セカンドカー費用の試算結果まとめ
さて、この記事では、2台目の車(セカンドカー)を買う場合の費用は?について細かく試算していこうと思います。
少し長くなりますので、まずは結果のみのまとめをご覧下さい。
含まれる費用:車を購入・リースするための費用全て、維持費(自動車任意保険、ガソリン代、夏冬タイヤ代、タイヤ交換代、車検代など適切な期間分)
(※駐車場代は含みません)
買い方 | 乗る期間 | かかる費用の総額 (初期費用+維持費) |
月額費用に換算 | 備考 |
新車購入 | 3年 | ¥1,324,340 | ¥36,787/月 | |
5年 | ¥1,552,580 | ¥25,876/月 | ||
新車購入 (下取り額考慮) |
3年 | ¥864,584 | ¥24,016/月 | 3年乗り・2位 |
5年 | ¥1,297,160 | ¥21,619/月 | 5年乗り・2位 | |
中古車購入 | 3年 | ¥847,600 | ¥23,544/月 | 3年乗り・1位 |
5年 | ¥1,105,840 | ¥18,431/月 | 5年乗り・1位 | |
カーリース(新車) (オリックス) |
2年 | ¥671,728 | ¥27,988/月 | 短期間 |
3年 | ¥1,008,592 | ¥28,016/月 | ||
5年 | ¥1,698,070 | ¥28,301/月 |
細かい条件は、これから先の章で説明しています。
結果だけ見ると、3年乗る場合も5年乗る場合も、最も安いのは中古車の購入、次に安いのは新車購入を下取りに出す場合です。
ただし、下取り価格を考慮した場合、新車購入も中古車購入もほとんど差がないことがわかると思います。
これであれば、新車を購入する方がメリットが多いと考える方も多いでしょう。
試しにカーリースも試算してみましたが、どの年数でもかわらず¥28,000程度、という結果になりました。
転勤などで短期間車が必要で、買ったり売ったりするのが面倒な方は、十分にありだと思います。
ただし、カーリースは3年を超えるほど損していくので、注意が必要です。
(詳しくは、カーリースの項で記載しています)
セカンドカーの費用を試算するための前提条件
セカンドカーを買う場合の条件として、次のような家庭を前提としてみます。
ぴったり当てはまらない人もいるかもしれませんが、当てはまらない項目は読み替えてください。
<セカンドカーの費用を試算するための前提条件>
- 1台目の車(家族で使うための車)を持っている
- 夫は通勤で常に車を使う
- 1台目の車は妻と子供が使い、セカンドカーは夫の通勤用とする
(逆でも、ガソリン代の計算にしか影響ありません) - 夫の通勤距離は片道20分・10km程度(ガソリン計算のための設定)
- 車種は安さ第一に考え、軽乗用車(スズキ・アルト(4WD))とする
- 雪の中の通勤を考えて4WD(中古車は2WDを含む平均的な価格で試算)
- 夏冬タイヤの寿命は3年とする(3年乗る場合は買い換えなし、5年乗る場合は1回の買い替えを計算)
セカンドカー(軽自動車)の費用を試算してみた
軽自動車の維持費
上記の条件で、費用を試算していきます。
まず初めに、車を新車で買うのか、中古車で買うのか、どのような買い方をするにせよかかってくる維持費を決めます。
毎年の維持費と、車検費用、タイヤの費用は以下の通りとします。
区分 | 費用名 | 金額 | 試算・詳細 |
---|---|---|---|
維持費 (年額) |
自動車税 | 〜3年目:¥5,400 4年目〜:¥10,800 |
軽自動車 エコカー減税で3年目までは¥5,400 |
ガソリン代 | ¥32,000 | 通勤週5・往復20km 走行距離:440km/月 5280km/年 実燃費:21.53km/L 必要燃料:245L/年 費用:¥31,881 (ガソリン価格 ¥130/L) |
|
自動車保険 | ¥30,000 | 自動車見積もりサイトで調べたうち、安い会社の平均的な額 自動車保険は比較で安くなる! ![]() |
|
タイヤ履き替え | ¥4,000 | 夏冬一回ずつ ¥2,000/回 | |
消耗品 | 車検 | 初回:¥70,000 2回目¥80,000 3回目¥100,000 |
非ディーラー業者を想定した平均的な費用 車検1回目:¥70,000 (法定費用¥36,570+¥33,430) 車検2回目:¥80,000 (法定費用¥36,570+¥43,430) 車検3回目:¥100,000 (法定費用¥36,570+¥63,430) |
タイヤ買い換え | 夏:¥12,320 冬:¥22,320 |
4年目に一度買い換える 夏タイヤ単体1、冬タイヤ単体1 ホイールは1本目のを使い回す 夏:¥12,320 (タイヤ¥8,000+ホイール付け替え工賃¥4320) 冬:¥22,320 (タイヤ¥18,000+ホイール付け替え工賃¥4320) |
燃費参考サイト:https://e-nenpi.com/enenpi/carname/1616
車検費用参考サイト:https://www.keicar-info.com/syaken/hiyou.html
タイヤ費用参考サイト:http://軽自動車専門ランキング.com/studless-tire-1472/
維持費はこの金額をベースに、3年乗る場合と5年乗る場合の費用を試算していきます。
新車で購入した場合の費用(試算結果)
新車を買うと初期費用が高くつくので、通勤用のセカンドカーとしては二の足を踏む方は多いでしょう。
しかし新車を買うと次のようなメリットもあります。
- 中古買取の際にある程度の値段で売れる
- 車検が3年目なので、3年しか乗らない場合は車検前に売れる
- 気持ちよく乗れる
まずは、新車を買う場合の費用を計算していきます。
項目 | 金額 |
車両本体価格 | ¥1,021,680 |
自動車取得税 | ¥0 |
自動車税(1年分) | ¥5,400 |
自動車重量税 | ¥0 |
自賠責保険料 | ¥37,780 |
諸費用他 | ¥30,000 |
リサイクル料金 | ¥7,880 |
値引額 | ▲¥20,000 |
スタッドレスタイヤ | ¥34,800 |
総額: | ¥1,117,540 |
上記の金額を元に、3年、および5年分の費用総額を試算しました。
3年 | 5年 | ||
初期費用 | 車両 | ¥1,117,540 | ¥1,117,540 |
諸費用 | |||
維持費 | 自動車税 (エコカー減税、2年目から) |
¥10,800 | ¥32,400 |
ガソリン代 | ¥96,000 | ¥160,000 | |
自動車保険 | ¥90,000 | ¥120,000 | |
タイヤ履き替え (1年目冬から) |
¥10,000 | ¥18,000 | |
消耗品費用 | 車検 (切れる前まで*1) |
¥0 | ¥70,000 |
タイヤ買い換え (夏冬) |
¥0 | ¥34,640 | |
総額: | ¥1,324,340 | ¥1,552,580 | |
月額費用: | ¥36,787/月 | ¥25,876/月 |
費用総額を月で割って、仮に月額費用としています。
5年の場合は、計算のために1度目の車検代も月額として均等に載せています。
新車で購入した場合、月額換算すると3年で¥36,787、5年で¥25,876となりました。
5年も乗ると、なかなかのコスパになります。
さらに、新車の場合は乗った後にそれなりの価格で買取してもらえるはずなので、買取してもらった場合の費用も試算していきます。
新車を3年後5年後に下取りに出した場合の費用を考慮する
雑誌によると(新車購入カタログ2017)、スズキ・アルトの下取り予想額は、3年後に45%、5年後に25%となっています。
これを計算にいれて、費用を考えてみます。
3年 | 5年 | ||
初期費用 | 車両 | ¥1,117,540 | ¥1,117,540 |
諸費用 | |||
維持費 | 自動車税 (エコカー減税、2年目から) |
¥10,800 | ¥32,400 |
ガソリン代 | ¥96,000 | ¥160,000 | |
自動車保険 | ¥90,000 | ¥120,000 | |
タイヤ履き替え (1年目冬から) |
¥10,000 | ¥18,000 | |
消耗品費用 | 車検 (切れる前まで*1) |
¥0 | ¥70,000 |
タイヤ買い換え (夏冬) |
¥0 | ¥34,640 | |
総額: | ¥1,324,340 | ¥1,552,580 | |
下取り費用: | ▲¥459,756 | ▲¥255,420 | |
総額(下取り額除算) | ¥864,584 | ¥1,297,160 | |
月額費用: | ¥24,016/月 | ¥21,619/月 |
下取り額を総額から引くと、3年で¥864,584、5年で¥1,297,160となりました。
月額費用に換算すると、3年で¥24,016/月、5年で¥21,619/月となります。
かなり安くなったことがわかります。
特に、3年で乗る場合の費用が、5年乗る場合と¥2,800程度しか違わない計算となっています。
これなら、3年で手放す場合も安心ですね。
車の査定金額の調査はこちら。
中古車で購入する場合
中古車で購入する場合のメリットは、一見すると購入価格が安いことです。
しかし、古かったり走行距離が長かったりすると、安い一方で壊れる可能性が高い、車検が高くつく可能性があるといったリスクがあります。
それを含めても、本当に安いのでしょうか?
ここでは、5年目に入る前に売却された車、走行距離が長すぎない車を買うことを考え、それを3〜5年乗るという前提とします。
探すのは、「4〜5年目で走行距離が平均的な中古車」ということになります。
つまり、10年目になる前に再度売却できること(たとえ、はした金でも・・・)を条件としています。
スズキアルトの相場表は以下です。
4WDに絞ってはいませんので、頑張って4WDで条件のいい中古車を見つけるか、あるいは2WDで妥協するということになるでしょう。
スズキ・アルトの中古車はいくらで買えるか調べてみた
実際に、いくらで買えるのか調査してみました。
参考サイト:カーセンサー
http://www.carsensor.net/usedcar/bSZ/s001/index.html

スズキ・アルトの中古車相場(年式に対する価格)
上記は、スズキ・アルトの年式に対する中古車価格の相場表です。
この記事を書いているのは2017年なので、4〜5年前の型式だと、2012〜2013年となります。
中心値は、40万円代といったところでしょう。

スズキ・アルト中古車相場(年式に対する走行距離)
上記は、スズキ・アルトの年式に対する走行距離表です。
2012〜2013年の型式の走行距離は、だいたい2〜4万キロが多いことがわかります。

スズキ・アルトの中古車相場(走行距離に対する価格)
上記は、スズキ・アルトの走行距離に対する中古車価格の相場表です。
走行距離2〜4万キロの中古車価格は、だいたい30〜50万円代ということになります。
30万から59万とすると、中心価格は45万というところでしょう。
少々乱暴ですが、「4〜5年落ちの走行距離2〜4万キロのスズキアルト」は45万で買えると見積もってみます。
(実際この値段で欲しいものがあるかどうかは、出会い次第です・・)
実際に検索してみた結果です。
2012〜2013年式、走行距離2万〜4万kmのスズキアルトは、40万〜45万の予算で、23件ヒットしています。
全国を検索対象としていますが、まあ、一応ありそうですね。
諸費用は、ざっとみてみると10〜15万ほど乗ってそうです。
探せば10万も結構あるので、プラス10万としておきます。
中古車の初期費用は、相場からみて本体価格+諸費用で、支払い総額「55万」としておきます。
なお、夏冬タイヤ1セットずつ込みの車も結構あったので、タイヤは込みとしています。
2012〜2013年式
走行距離2万〜4万km
車両価格 | ¥450,000 (夏冬タイヤ1セット含む) |
諸費用 | ¥100,000 |
総額: | ¥550,000 |
軽自動車を中古車で購入した場合の費用(試算結果)
上記の初期費用で中古車を購入した場合の、維持費も含めた費用を試算しました。
3年と5年で計算しています。
3年 | 5年 | ||
初期費用 | 車体 | ¥550,000 | ¥550,000 |
諸費用 | |||
維持費 | 自動車税 (購入2年目から) |
¥21,600 | ¥43,200 |
ガソリン代 | ¥96,000 | ¥160,000 | |
自動車保険 | ¥90,000 | ¥120,000 | |
タイヤ履き替え (1年目冬から) |
¥10,000 | ¥18,000 | |
消耗品費用 | 車検 (切れる前まで*1) |
¥80,000 (2回目) |
¥180,000 (2回目+3回目) |
タイヤ買い換え (夏冬) |
¥0 | ¥34,640 | |
総額: | ¥847,600 | ¥1,105,840 | |
月額費用: | ¥23,544/月 | ¥18,431/月 |
*1 車検は、切れる前に解約するものとします。この場合、正確には3年ではなく2年11ヶ月、5年ではなく4年11ヶ月のようになりますが、簡単にするため3年、5年としています。
月額費用は、3年で¥23,544、5年で¥18,431です。
新車と比べると、かなり安くなっています。
新車の下取り価格まで考慮した場合と比べると、3年ではほとんど差がありません。5年では3000円ほどの違いがあります。
この価格よりも安い中古車が見つかれば、費用をさらに節約できますね。
カーリースすることを考えてみる
カーリースとは?
カーリースとは、レンタカーの年間契約みたいなもので、新車を月額いくらという価格で利用できるサービスです。
当然ですが、リースなので期間を過ぎると手元には何も残りません。
最初から3年以上の年数で契約をして、新車価格を契約年数で割るような計算方法となるため、支払い総額は新車購入と比べて安くはありません。
月額料金は、リース期間が短い方が高く、長い方が安くなります。
リース3年の方が高く、5年の方が安いということですね。
カーリースはお金をドブに捨てるようなものと思われがちですが、転勤族のように最初から「数年後には車を売るか捨てるかする」ことが決まっている人にとっては、比較検討する余地は十分にあります。
カーリースのメリットは次のような点です。
<カーリースのメリット>
- まとまった初期費用がかからない(頭金0でOK)
- 月額料金が一定なのでコストを計算しやすい
- (コースによっては)メンテナンス費用も込みにできる
- 新車に手軽に乗れる
- 手放すときの手間が一切かからない(中古車査定、売却など)
一方でデメリットは次のような点です。
<カーリースのデメリット>
- リース期間が終わったら手元に何も残らない
- 契約する会社やコースによっては、リース期間の変更で損が出る
- メンテナンス込みコース以外は、壊れた時の修理費用は自費(このため中古リースはリスクが高い)
- メンテナンス込みのコースにすると割高になる
カーリースは新車も中古車も選べる
カーリースは新車、中古車どちらも選べます。
中古車リースは以下のようなリスクがあります。
<中古車リースのリスク>
- 支払い総額は新車リースに比べてそう安くない(高い)
- 契約年数が長い(ほとんどが6年、短くて4年)
- 年数が経っているため、車検代が高くなる可能性がある
- パーツが壊れる可能性がある(2年目以降は自費修理、解約もできない)
リスクがある上に安くもない。これは商業利用向けですね。
なので、このページでは新車リースを元に費用を計算していきます。
軽自動車をカーリース(新車)した場合の費用(試算結果)
今回はオリックス・カーリースを参考に試算しました。
オリックス・カーリースには、「いまのりくん」という5年までのお得なカーリースがあります。
新車リースの5年契約料金だけど、2年以降なら中途解約できて、お金もそれ以降はかからないというものです。
5年契約の月額料金というのは、5年払うことを前提としているため、普通は途中では解約できないのですけど、2年経ったらその後の料金は払わずに返却・乗り換えもできるというのは、お得な条件なのです。
試算は、5年契約のいまのりくんで計算しています。比較として、普通のリース料金(3年契約、5年契約)も載せています。
スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)込み(最も安いブリヂストンBLIZZAKホイールつき)
メンテナンスなし料金(車検費用は別)
リース期間 | 金額 (月額) |
総額 (年数分の支払い総額) |
2年(いまのりくん中途解約) | ¥22,572/月 | ¥541,728 |
3年(いまのりくん中途解約) | ¥22,572/月 | ¥812,592 |
5年(いまのりくん) | ¥22,572/月 | ¥1,354,320 |
いまのりくんは、5年フルで乗ると支払い総額が膨れあがりますね。
新車買ったほうが安いレベルです。
中途解約するケースが一番よさそうです。
新車購入費用が111万だとすると、39ヶ月(3年と3ヶ月)を超えると、新車買ったほうが安いし手元にも車が残るという計算になります。
うーん、やはり新車カーリースは微妙ですね。
これを元に、3年、および5年分の費用総額を試算しました。
2年 (いまのりくん 中途解約) |
3年 (いまのりくん 中途解約) |
5年 (いまのりくん) |
||
リース費用総額 | 車体 | ¥541,728 | ¥812,592 | ¥1,354,320 |
諸費用 | ||||
維持費 | 自動車税 | ¥0 | ¥0 | ¥0 |
ガソリン代 | ¥64,000 | ¥96,000 | ¥160,000 | |
自動車保険 | ¥60,000 | ¥90,000 | ¥120,000 | |
タイヤ履き替え (1年目冬から) |
¥6,000 | ¥10,000 | ¥18,000 | |
消耗品費用 | 車検 (切れる前まで*1) |
¥0 | ¥0 | ¥33,430 *法定費用以外 |
タイヤ買い換え (夏のみ*2) |
¥0 | ¥0 | ¥12,320 | |
総額: | ¥671,728 | ¥1,008,592 | ¥1,698,070 | |
月額費用: | ¥27,988/月 | ¥28,016/月 | ¥28,301/月 |
*1 車検は、切れる前に解約するものとします。この場合、正確には3年ではなく2年11ヶ月、5年ではなく4年11ヶ月のようになりますが、簡単にするため3年、5年としています。
*2 カーリースには冬タイヤの料金が含まれているため、夏タイヤの買い換えのみ自前で用意するものとします。
月額は実質¥28,000程度。いつ転勤になるかわからないケースでは、手軽さを考えるとありかもしれません。
また、2年から中途解約が可能なので、転勤スパンが短い人や、異動が急で車をあれこれする手間がとれない人には、まあアリかなと思います。
4年を越すと損する一方なので、新車カーリースは利用ケースが限られますね。
まとめ
長くなりましたが、セカンドカーとして軽自動車を購入する場合の費用を試算してみました。
新車価格と中古車価格が、思ったよりも差がない結果となりました。
これは、中古車の選び方によっても差が出てくると思います。
しかし、ある程度安全に乗る(リスクのある格安ボロ車ではない)という条件から試算していますので、現実的なラインかと思います。
この結果であれば、新車を買うことも考えても良いのかもしれません。
さらに安く抑えたい、という方は、中古車で込み込み価格30万程度のものもあるので、乗り捨てでそちらを選ぶという手もあります。
「転勤するまでの繋ぎ」「子供が小学生に上がるまでの繋ぎ」として最適な期間は、およそ3〜5年という方が多いと思います。
その中で、必要な期間にあった車の買い方をするための参考になれば幸いです。
短期型カーリースの記事はこちら。
