車の運転席の上につける形のサンバイザー(サンシェード)、夏の日差し除けに良く使いますよね。
あれが北海道の雪道運転(日中)ですごく役に立ったのでその紹介です。
大型サンバイザーが「雪目」に効果的
日中に雪道を運転すると、「眩しくてしかたがない!」と感じる人は多いのではないでしょうか。
これは、白い雪があらゆる方向からの光を乱反射するので、目に普段よりも多くの光が飛び込んでくるためです。
スキー場ではよく「雪目」などと言われます。
北海道などの雪国で、冬の昼間に運転をする人は、目が疲れるだけでなく目を傷めてしまう可能性もあります。
そんなときに使えたのが、夏場に買っておいた大型サンバイザー(サンシェード)でした。
サンバイザーで雪の日の視界を比べてみる
こちらは、雪の日の朝9時ごろにとった写真。
左側は視界が白くぼやけていますが、右側のサンシェード越しには、前の車の輪郭や路面状況がはっきりと見えます。
私たちが思うより道は光にあふれている
雪がそんなに積もっていない状態でこれですから、もっと雪が深くなると、路面だけでなく路肩や建物に積もった雪が光を反射するので、あらゆる方向から光が飛んでくることになります。
サンシェードをしていないと、眩しいことには意外と気づかないものですが(目が慣れてしまうため)、サンシェードをつけてみると「こんなに違ったんだな」と感じました。
日が昇る時間に通勤をする方は、実は目にかなりのダメージを負っているかもしれません。
サングラスよりも良い所
眩しい時にはサングラスを掛ければ良いという方はそれで大丈夫だと思います。
ただ、私のように普段眼鏡の人、特にド近眼や乱視が入っていて簡単にサングラスに替えられない人には、サンシェードが便利です。
また夏と違い、雪の日に車を降りてもサングラスをかけているという人は少ないでしょう。雪が当たって不便ですし・・・
そんなときサンシェードならさっと付け外しができます。
車が日の当たる方向を向いた時だけおろすこともできますし、サングラスを付けたり外したりするわずらわしさもありません。うちの車、サングラス置場なんてないですし。
大型サンシェードがおすすめ
夏の日差しを遮る時なら、自分の目元に入る日差し(直接の日差し)さえ遮ってくれればいいので、そこまで大きなサンシェードは必要ありません。
しかし雪からの反射光は地表や横からも来るので、サンシェードはできるだけ大きい方がいいです。
見える視界すべてがサンシェードでもいいくらいなので。
私の車は普通車ですが、あえてミニバン用の大型サンシェードを使っています。
本当はこれ、夏場に、助手席のチャイルドシートに乗った子供を隠すために買ったものなんですよね。
思わぬところで役に立ちました。
ぜひ使ってみて下さい。