外構に回す予算の余裕がないけど、何もしないわけにもいかない荒れ放題の土地・・・さて、どうしよう?地盤調査も見込みがついたので、内装の話をする前に、外構でやりたいことの予算取りをしておかないといけません。
外構予算を確保しないと
こんにちは、荒地を格安で買ったVidia家です。
自然派BESSユーザには多いんじゃないかと思われる、宅地が荒地の人。
「庭が広い!!これならあれもこれもできる!!!」
と夢を膨らませて広い土地を買ったはいいが、雑草が生え放題の荒地で外構をどうしようか迷ってる方もいるんじゃないでしょうか・・・。
もちろん、ウン百まんかけてまとめて業者にドーーン!という方はそれでいいと思いますが、そうじゃない場合は予算の範囲内でどうするか悩ましい。
うちの優先順位は
- カーポート(二台分)
- 庭の下草処理(DIY外構を楽しめる最低限)
の2つです。
こちらが、外構業者に見せたら笑っていた土地の現状。
これでも草狩ってるところですからね。
BESSvs外構業者の相見積もりをとろう
とりあえず、今の時点でBESSに見積もりをしているのは次の2つ。
- カーポート予定地の整地(面取り、砕石敷きまで)
- 庭の下草処理(15cmの土削り)
よく、外構はハウスメーカーに見積もると高い、なんて話を聞きますが。
そんなに大層なこと(おしゃれな庭とか)をやらないうちの場合、ほぼ土木工事が中心です。
それなら、諸経費や管理費用を考えるとBESSにまとめて頼んだ方が安いんじゃないか?
とは思っているのですが・・・念のため地元の大手ホームセンターの外構部門に相談にきました。
後々、カーポートの建設をお願いしたいと思っているところなので、あらかじめ話をして、アドバイスをもらった方がいいと思い。
カーポートの下地造成に条件があった
外構業者の相談予約を取って、BESSさんの作ってくれた土地と配置(家、カーポート)の図面を持ち込みました。
さっそく、相談して良かったと最初に思った点がこれ。
カーポートを建設するためには、下地の造成について、傾斜や下地の材料に対する最低条件があるそうです。
カーポートの奥行きにどのくらいの傾斜がついているかという角度。
これが、奥行きの長さに対して、最大でも2%程度の傾斜が望ましいそうです。それ以上になると、前面の柱が土に埋まる長さが短くなってしまうため、強度的にまずい。前方の柱をロング仕様にするため、値段が何十万とあがってしまうのだとか。
※積雪150cm仕様の場合
なんせ、積雪150cmだと元々の工事費込みの価格が60万前後になるんですよ。
北国はお金かかりますな〜〜〜〜〜
(※気象庁の過去データを見て、100cmにしたいと目論見中です。雪下ろし1回くらいするやろってことで。このカーポートを80歳まで使うわけじゃないしね)
というわけで、BESSの下地造成にそのような条件をつけねばなりません。
現状はもう少し傾斜があるので・・・
カーポート下地は砕石かアスファルトか?
うちは、コスパ重視で砕石の予定。
ここまではBESSの基礎工事でやってもらいます。たぶんその方がコスパいいので。家と外構の土木を分けてしまうと、重機の持ち込みや職人さんの代金が2倍にかかっちゃいますからね・・・。
そこで、簡単に砕石を強いてもらう予定。カーポートの建築工事は、土+砕石であればそのまま掘って建てられます。
ただ、将来的にアスファルト工事を検討しての砕石を置く場合は、ある程度の深さを敷いておかなければならないそうです。
うちは、やる予定はないのでさらっと砕石を撒いてくれればよし。
この程度の土木工事だと、どこがやっても大して差はないと外構業者さんは言ってました。
カーポート配置案
こちらは、Vidia家の配置案。北側は左です。
真ん中にファントムがあって、左にカーポート、右に庭。せっかく広くて長い土地だったので、二台分のカーポートをどんと横向きにしました。
面取り部分の芝貼り
カーポート予定地の土を、奥に向かって傾斜をつけて削る(面取り)ので、家の基礎面との境に段差ができます。
その部分には芝を張って、土が崩れないような提案がされていました。ついでに小さな階段もついてます。
(これ最新の見積もりに入ってんのかな・・・どきどき)
ここまでやってもらえれば、外構業社がさくっとカーポートを建てられそうです。多分図面の高低差の数値は、まだ何も考慮されていないのだと思います・・・これだとカーポートの後方と前方に30cmほどの差がありそうですが。
庭の下草処理の見積もりが高い・・!
さて、問題は庭の部分の下草処理です。
面積は、ウッドデッキを含む庭部分でなんとざっと200㎡。
これだけを全部丸投げするとどうなったのか・・・
- 土削り(鋤き取り)15cm:20万
- 残土処理:18万
- 黒土追加15cm:60万
- 合計::およそ100万!!
土、高けぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
(と思わず言ってしまった)
根っこまで雑草を取り除くには15cm。
そしてなくなった部分の土を埋め戻すのに15cm。ということだそう。
どうやら、職人さんが土を敷き、慣らし、きれいにするまでが含まれているそうです。
「自分でやればどうなります?」と聞いてしまいましたよ。
そもそも何センチ土削りすればいいのか?
BESSの見積条件である15cmの表土削りの根拠。ホムセンの人が言うに、根っこまで取り除くにはこのくらい必要だそうです。
芝生を貼りたいだけだと10〜15cm。
うちは、最終目標は芝なので、最低でもこのくらいは必要ですね。
そして、家庭菜園をするには30cmは新しい土にすると良いそうです。
さらには土壌改良なんて話も聞いてきましたが、それはまたの機会に・・・。
うちは、家庭菜園は後ほど自分らで開梱するので、最低でもそのベースとなる15cmは欲しいと言うことに。
自力で黒土を敷くDIY
土削りと残土処理は、もはや土木工事なのでこの面積を自力は無理そう。
じゃあ自力でできるのは、黒土を撒く部分??
これを自分でやる場合は、ホムセンの外構部門に依頼するのではなく物販として黒土を購入し、ドサっと庭の一か所に積んでもらうまでがホムセンに頼れる部分。
あとは、自分で土慣らしをします。
まとめて200㎡の土を移動するのは大変なので、庭の奥の方に土を置いてもらい、ちょっとずつ慣らし・・・
終わったらまた手前に土を注文して、また慣らし・・・
というのがお勧めだそう。
これは・・・今やってるドラクエビルダーズ2(いわゆるマインクラフト系のゲーム)並みですね。
リアルにやる日が来るとは思わなかったわ。鐘ならしたら町人が手伝いに来てくれんかな(ゲーム話)
結論?
上の金額には諸経費と消費税が含まれていないので、土削りと残土処理だけで50万くらいかかりそう。
これでも、ファントムの奥の部分と、駐車場の奥の部分の雑草は含まれてないんですけどね・・・
BESSからの見積もりを待って、まとめた方がちっとは安くなるんじゃないかと思っています。
ホムセンで土を買って撒くのは、自分らでやりますかね。
薪だなや薪活計画の前に、こんな大変な作業があるなんて・・!!
初年度の薪問題(おまけ)
4月引き渡しの予定ですが、1年目の冬に使うだけの薪はもう、薪だな建築なんてする余裕なさそうです。
予定としては、屋根付きカーポートを最優先で作って、その周りギリギリにアイアンの市販薪だなを並べちゃおうと思ってるんですけど。
薪の話も長くなるので、またにしましょう。
こんなんで、やることいっぱい、やってけるのかな・・・!?
(まだ着工すらしてないのに笑)
ワンデバと薪ストでBESSに決めた主婦。家族構成は夫、私、娘ひとり、猫1匹。40代。元都会派のインドア系アウトドア派(雰囲気だけのにわか)。好きなことは焼肉。