ワンダーデバイス 建築するまで

ワンデバのウッドブラインドにTUISSを検討中

BESSの家展示場にあったワンダーデバイス ・フランクは、南国風の明るめウッドブラインドを使ってました。一目惚れしたので、絶対にウッドブラインドがいい!と思って探し始めたのですが・・・これがホントにピンキリですね。今のところTUISSという英国メーカーが有力候補。

ワンダーデバイスのカーテン事情

奥に見えるウッドブラインド

こんにちは、Vidiaです。内装のことに頭が回り始めたので、徐々にカーテンまたはウッドブラインドについて検討しています。

第一候補はウッドブラインド。展示場にあったウッドブラインドを含めてワンデバのイメージだったので、これは外せないと思っています。

次が、カーテンではなくロールスクリーン。私がハウスダストアレルギーなことから、埃がついたりバサバサしたりする布を少しでも減らしたいためです。

そんなわけで、ウッドブラインド+ロールスクリーンで良いメーカーやカーテン屋さんを探そう、ということに。

基本的にはオーダーメイドサイズ

ワンデバで使われている縦の掃き出し窓は、

サイズ640×1170、開口サイズ650×1180

と書いてあります。開口サイズが窓枠の内径ですかね?(確認しないと)まあとりあえずこのくらいということで。

窓枠内にウッドブラインドを収めるつけ方を「天井付け」というそうですが、これだと窓枠にぴったり(余裕を含む)のサイズでないと綺麗につきません。

ちなみに、窓枠より手前に、かぶせてつけるつけ方を「正面付け」というそうです。一般的なカーテンレールを設置してつける位置がこれですね。

上の写真は正面付です。上の箇所なんかにホコリが溜まりそうなので、私は避けたい。

で、サイズを合わせると既製品ではだめなので(ニトリやIKEA)オーダーメイドになります。値が張るやつ。

カーテン屋経由と自分で取り付けの価格差

下調べとして、教えていただいたオーダーメイドカーテン屋さんに話を聞きに行ってきました。

タチカワブラインドや幾つかのメーカーを紹介されたのですが、高さ180cmサイズの普通の窓で、一間10万とかそこらの価格帯。(掃き出し窓よりは高くて当然とはいえ)

BESSの営業さんに「ワンデバ全部頼んで25万くらいだったような」と聞いていたのですが、全然そんな価格にはおさまりそうにないことが判明(笑)

あらかじめ下調べしておいたTUISSを、本気で考えることにしました。

TUISSで買って自分で取り付けると、掃き出し窓1つにつき、だいたい1万くらいの予算なので。

(カーテン屋さんからは、遮光か非斜光か、正面取り付けか天井付けか、吹き抜けはどうするのかなどノウハウを聞けました・・・できれば頼みたかったけど)

TUISS

ウッドブラインドでGoogle検索して、PRで見つけたメーカーです。

広告で出てくるところってあんまり信用してないんですけど、これはなかなか良さそう。サンプル無料でいくつか取り寄せたので、紹介していきたいと思います。

Tuissは2000年にイギリスで創業以来、ヨーロッパやオーストラリアで業界トップとなるカーテン・ブラインドのネット通販グループ企業として成長しました。オーダーメイドの商品をお手頃価格で提供し、注文からお届けまでを短い期間で対応することを目指しています。

https://www.tuiss.co.jp/

TUISSの日本支社みたいです。インスタを見ると、フランスなどのアカウントが比較的発信していますが、日本での知名度はかなり低そう・・・。なんせ、日本語の投稿が全然ない(笑)

ウッドブラインド(桐)が良品質で安い

写真はラダーつきのハニーオーク色。TUISSのウッドブラインドは桐です。

お値段はワンデバの掃き出し窓サイズ(650*1170)で8800円(ラダーなし)、9700円(ラダーあり)くらい。

私はあまり他のものと見比べたことはないのですが、サンプルを取り寄せた感じでは安っぽさはありませんでした。

なお、取り付けはセルフです。上のパーツをねじ止めでいけます。

ワンデバ各所の検討中カーテン

便宜上カーテンと書いてますが、実際はウッドブラインドとロールスクリーン。検討中のものをサンプル紹介していこうと思います。

1Fはウッドブラインド系

1Fのキッチン&リビングの掃き出し窓は3箇所。すべてウッドブラインドにしようと思っています。

ワンデバに合いそうな色をいくつか。

ラダー(布テープ)はあるものとないものを選べます。

南国風の明るめの色が好きなので、うちはハニーオークのラダーつきがいいかな。

水回りの風呂、トイレはすべて曇りガラスなので、自前で突っ張り棒のカフェカーテンかなにかをかけるつもり。

掃き出し窓のカーテン種別に悩む

問題は大窓です。検討している4種類を並べてみました。

順番に、ウッドブラインド、縦型ロールパネル、遮光ロールスクリーン、調光ロールスクリーン。

デザインが大窓向きで、調光ができるもの、あるいは出入りしやすいものを選んでいます。

価格が結構違う

【掃き出し窓サイズ:2600×2070 (2分割の場合1300 x 2070)】

ウッドブラインド(メトロポリタン ハニーオーク&ストーン):¥31600 * 2 = ¥63200

縦型ロールパネル(カナリ シルバーグレー):¥40646

遮光ロールスクリーン(チタン ボーンホワイト):¥15698 * 2 = ¥31396

調光ロールスクリーン(ゼブラハニーオーク):¥27300 * 2 = ¥54600

ウッドブラインドとロールスクリーンで、2倍以上開いていますね。窓がでかいので価格差もなかなか。(それでも、他社と比べたらこの時点でめっちゃ安いんですけど・・)

夫はウッドブラインドの見た目が気に入っているらしく、3万くらいの違いなら長く使うんだし気に入ったほうが良いとのこと。

それもあるんだけど、意外と機能性に違いがあって・・・後でまとめます。

生地サンプル

左は縦型ロールスクリーンの生地。思ったよりもかっこいいです。なんというか・・・、無印によくある男性ひとり暮らし向けベッドリネンのようなかんじ。右は比較用の遮光ロールスクリーン生地。

遮光は裏面に布がついているので遮光なようです。

意外と、光通してないですね。

続きまして調光ロールスクリーンのサンプル。

右は調光ロールスクリーン。左は比較用の遮光ロールスクリーン。

調光ロールスクリーンの仕組みは、前後に重ねて二枚のスクリーンがついており、ひもを引っ張って前後の重なり具合を調節することで、遮光/非遮光(隙間が開いた状態)を調整します。

画期的だと思ったんだけど、質感が網戸みたいでちょっと・・・あくまでレースカーテンくらいの役目ですかね、これ。画像を見ると閉まった感じはするんだけど。

メリットとデメリット

機能的な違いをみると、結構それぞれなんですよ。

ウッドブラインド:メリットはかっこいい。他の窓と揃えられる。下ろしたままで調光可能。デメリットは上げ下げが面倒で時間がかかるものも(TUISSのは不明だが、紐ひっぱってもちょっとしか上がらないものもある)

縦型ロールパネル:メリットは、開けなくても隙間から出入りできる。土間と色合いを合わせられる。開け閉めが楽。布とレールはマジックテープの着脱式で、レールから外せる。デメリットは風が入るとバサバサしそう(下部におもりはついてるらしい)、着脱の耐久度が不安。

遮光ロールスクリーン:メリットは安価シンプル。調光は半分くらい開けられる。デメリットは無機的。プロジェクタのスクリーンにできそうだけどこっち向きは使わないかな?(土間天井にダクトレールを敷くので不可能ではない)

調光ロールスクリーン:メリットは調光できる。デメリットはサンプルが思ったよりダサかった(色のせいかな・・)その割に値段はまあまあする。

ウッドブラインドについては、そもそも「毎朝は上げない」という可能性もありますね。ロッドをくるっとして光を入れるだけでいいかも。

縦型ロールパネルは個人的に一番欠点がないので気に入ってます。ただ、北海道はクーラーよりも窓を開けている時期が多いので、重りついててもばっさばっさなってイライラが爆発するのでは・・・という不安も。(通販はショールームないのが辛い)あとマジックテープで大丈夫か?

遮光ロールスクリーンはなんだかんだ無難。

調光は中途半端なので、この中では選ばないかな。

もう少し悩むことにします。色合いは、面積がデカいので家本体と馴染むものにするつもりです。

2F:ロールスクリーン中心で

二階は場所ごとにテイストを変えたいので、ロールスクリーンの柄を選ぼうかと思っています。

一番問題なのは吹き抜け。

吹き抜けは大工さんにん取り付けてもらう

現場監督と話したところ、施主支給で持ち込んだロールスクリーンでも取り付けてくれるとのこと。

それならいいかな?

ロールスクリーンの紐を延長して、一階から操作することになると思います。多分・・・。こわれたらどうしよう。あまり操作しなくていいタイプの方がいいかなあ。TUISSだと、紐やロッドのロング対応が自前でしかできなそうなので、自前の紐追加ですむくらいのものが良いんですが。

ロフト:明るい色のロールスクリーン

一階に差し色を使う予定がないので(家具で使うつもり)、二階の窓は派手にしたいです。南国のカフェみたいにしたい。

カーテン屋さんのカタログでみたんですけど、柄物は全部の窓を柄にするのではなく、柄物の窓と、同系色の単一カラーの窓を混ぜていきたいと思っています。

ロフトの1窓を柄にしたら、その隣は単一色とか。あるいは南は柄物で北は単一色とか。

TUISSのページも、同系色の柄と単一カラーが並べておいてあるので、そういう意図なのかなと思います。

北欧色と悩んだけど、これは南国色。他にも良い柄が結構ありました。

価格は縦滑り出し一窓につき、¥11950(柄・採光)、¥13014(柄・遮光)、¥12886(単一カラー・採光)、¥13950(単一カラー・遮光)。

寝室:落ち着いたカラー

最初に取り寄せたサンプル。なんだか眠くなる色合いだったので寝室にしようかな。寝室は単一カラーでも良いかもしれません。

縦滑り出し一窓につき、¥10378(採光)、¥12022(遮光)。

単一カラーでも良いかも。

チョイス、カバンディッシュ、スペアミント。¥13950(遮光)

個室:シンプル無地

シンプルな遮光ロールスクリーン。一窓¥7505。

ワンデバ一式の総額は

一階の大窓にウッドブラインドを選んだ場合、ざっと19万円くらいになりました。場所によって、遮光非遮光ミックスで。

二階に選んだロールスクリーンが色々柄物なので、シンプル無地にすれば16万くらいだと思います。

自分で取り付ける労力はありますが、好きなものを選べてこのくらいなら、新築戸建てではいいんじゃないかな〜と思っています。

レール考えなくて良いしね。