BESSの家 ワンダーデバイス

ワンダーデバイス・ファントムを選んだ理由

我が家がファントム7に行き着いた理由をまとめてみました。紆余曲折あって、ワンダーボイド→イスカ(G-LOG)→ファントムと来ています。どんどん予算が上がっていったという・・・それも話し合って納得のいく理由があったからなんですよね。

BESSの家モデルで悩みまくる我が家

こんにちは、Vidiaです。BESSに憧れる人なら必ず通るであろう、「展示場で右往左往しながら、あっちもいいねこっちもいいねと言う」を5ヶ月くらいやりました、うち(笑)

その中で、最終的にワンダーデバイス・ファントム7に行き着いた理由というか、ファントムの推しの部分を紹介していきたいと思います。

我が家とBESSの家の経緯としては

  • 予算的にはワンダーボイドならいけそう
  • 景観が良い土地が手に入りそう!イスカ(NIDO)にしよ!
  • 〜ここで契約〜
  • ローン通った銀行ではイスカ土地が融資対象外だった・・・
  • 景観も土地の形も変わっちゃった・・・三角屋根の落雪がキツい・・・すいませんやっぱファントムで(西接道)

と言う流れです。契約に変更がかかりました。ほんとすいません。

途中、土間推しの夫がCOUNTRY LOGがいいと言うでクルードも検討しました。

いやぁ、BESSの担当さんには本当にご迷惑をおかけした・・・。

めっちゃ仕事させてしまった・・・引き継ぎの時にはお礼しょ。。。

北海道では、三角屋根の落雪は深刻な問題なんで、土地と共にモデル変更はありうる話なんだそうです。

ワンダーデバイス・ファントムを選んだ理由

理由いきます。

  • 縦長・西接道の土地にぴったり合う
  • ファントムの外見怪しいけど、浮かない町を選べた
  • 別に人は呼びたくない。袖壁で外の世界と隔離できる
  • 土間が雪国向きなことに気付いた
  • 土間が標準でついてる
  • 土間に冬季にバイクが置ける(邪魔だけどなんとか)=ガレージ買わなくていい
  • 土間にスキーが置ける
  • 玄関がある(G-LOGとボイドはない)
  • 玄関フードがある(トドックが置ける、吹雪を凌げる)
  • リビングが広い
  • キッチンが広い
  • キッチンをアイランドにできる
  • アイランドにしてもまだ広い
  • ブランコつける場所がある
  • ロフトから薪ストーブが見える(鍋を煮たい)
  • 個室がある(ボイドはなかった)
  • 四角いので家具が置ける(三角屋根は使えない壁が多い)
  • インダストリアル(Vidiaの好み)
  • メンテナンス費用がイスカより安い(塗る壁が1面)

私が元々ワンダーデバイス推しだったので、めちゃくちゃ挙げれましたね。

実際には、イスカにも良いところがありました。

ただ、ファントムの方が数で押し勝った。星取表作りました(笑)

最終的には、初期費用が高くても維持費を考えるとファントムの方が経済的、というのもありましたね。

土地の改造をしなければならない点が多くあったせいで、ローンを想定よりも増額していたので。

北海道の冬の暮らしに合っている

写真はカントリーログ(旧型)

我が家の場所は、北海道の中でも豪雪地帯と呼ばれる場所になってしまいました。

雪深い地域では、特有の生活スタイルがあります。

玄関フード+玄関が切実に必要

玄関フードとは、玄関の扉より外にある空間のことです。北海道ではよく見かけるもので、ガラス戸などで囲まれた専用のスペースだったり、ちょっとした囲いのある空間だったりします。

宇宙船とか潜水艦についてる与圧室・減圧室みたいなやつです。

ベビーカーやスキー用品、配達の品、園芸用品などが置かれていたりします。

玄関フードや玄関がなくて、扉開けてすぐリビングの間取りだとどうなるのか。

「ただいまー」って扉開けたら人とともに吹雪が飛び込んでくるんですよ。

こう言う人が直接リビングに入ってくる

家の中にいる人はパン1なのに。吹雪が入ってくる。外は−20度行きます。

これはマズイですよね。九州民の私には無理です。

アナ雪を見るかぎりだと、北国出身の人にはそこまで気にならないのかもしれませんが・・・(笑)

土間のありがたさ

土間(写真はCOUNTRY LOG)

札幌出身の夫がずーっと言っていたのが、「帰ってきて雪をはらえる場所が欲しい」ってやつでした。

いまいちピンときてなかったんですが、さきほどのアナ雪の写真みたいなことだったんですね。

札幌圏で冬を過ごすのは2回目の私、ようやく気付いてきました。

バイクの冬季保管問題

土間というスペースと雪国の相性の良さは他にもあって、バイクは冬季保管というものをしなければなりません。これがお金がかかります。ガレージを持ってない人はバイク屋に預けるんですけど、一冬でざっと2万くらい。

家を建てるなら、バイクを自分のうちで管理したい!というのがありました。

ガレージ買うのもそこそこの出費だし、土間に入れちゃえばいいんじゃない?と思っています。実際やってみたら、嫌になるかもしれませんが(笑)

他にも、冬にはスキー用品を頻繁に出し入れしたり、乾かしたりと、雪国では何かと「半室外」な活動をするスペースが必要になります。

実際には南国でも似たような事情はあるので、アウトドアと土間が相性がいいってことでしょうね。

南国では、袖壁シャワーとビーサンで入れるスペースが欲しくなるでしょう。

キッチンが広い

物を置くスペースがたくさんあるキッチン

キッチンが憧れのアイランド。しかも、この幅の背面が全部キッチンスペース!

これはファントムもフランクも共通で、ワンダーデバイスの利点だと思います。

家電が多い家には推せる

我が家はキッチン家電とコーヒーや紅茶が大好きで、キッチンに置きたいものがたくさん。別に料理好きでもないのに、家電の置き場がありません。ズボラほど物が増えるのがキッチン。

今の家じゃ置く場所ないのに、ホットクックも欲しいんです。

G-LOGやボイドのキッチンでは、どうやってもスペースが足りませんでした。

背面に家電をたくさん並べたいので、木製の棚を付けてもらおうと思っています。ヘルシオは重すぎて置けないので、専用のキッチンカウンターは必要ですが・・・。

コーヒーメーカーにティーセット、エスプレッソマシンとかコーヒー用の真空カプセルを並べたドリンクスペースを作りたいなあ。

もうこの時点で、ワンデバでも足りなそうですけどね。

なお、上記の写真の展示場ワンデバは、横幅が今の7より少し広いそうです。奥側の壁につけている棚は、現行モデルの7スパンでは置けないはずなので。いいなあ、このくらい棚欲しいなあ。

アイランドキッチンでみんなで料理

アイランドキッチンと、ダイニングテーブルの導線が良いんです。

アイランドは両側からダイニングテーブル側にいけるので、人で通行止めにならない。冷蔵庫開けると通行止めって、狭いとあるじゃないですか。

今コストコにハマっていて、引っ越したら絶対に大きい冷蔵庫が欲しいので(ハイアールの半分冷凍庫のやつ)、そしたらワンデバでも冷蔵庫開けたら通行止めになりそうなんですけどね・・・。

導線が良いのでみんなで料理ができます。

今の家だと対面キッチンなんですけど、一人しか作業するスペースがないので、家族はお茶碗叩いて「ごはんまーだー?」ってやってるんですよ。

いや、手伝ってよ。と言いたいけど、狭いから手伝えないというジレンマ。

アイランドキッチンで、みんなで料理したいです。

リビングが広い

画像はBESS公式より。土間部分がリビング(実質使える面積)の半分くらいを占めているのと、その中でも吹き抜けで上方向にも広くなっているので、開放的です。

これまで他のモデルを色々と見ていて、ダイニングセットとソファセットを押し込めるのに苦労する形のリビングが多かったので。これならスッキリハマるなと思いました。

単にレイアウトが得意じゃないからなんですけどね。正方形リビングは難しいです。

うちでは、テレビをキッチンと反対側の壁にかけて、土間をリビングスペースとして使おうと思っています。ラグを敷いて、基本的には土足禁止にして、室内用のビーサン(スリッパ)で過ごす予定。

本当はフランクのスケルトン階段に憧れたんですけど、ファントムは奥に見える廻り階段です。

薪ストーブ中心

BESS公式サイトにも書いてある、「薪ストーブが生活の中心」が、まさにそのまま。

土間リビングに薪ストーブがあるので、くつろいだりテレビを見ながら薪ストーブの様子が見れます。

夫がそう言う生活をしたいそうなので、ぴったりだなと思いました。

おかげで、うちのテレビは薪ストの真横になりました。薪ストとテレビで袖壁側を二分割。

私は薪ストの上で鍋を煮たいので、普段は二階のロフトにいて、吹き抜けから鍋を見下ろす生活ができます。

ついでに、洗濯物はよく乾くロフトに干す。ハンギングバーを天井からつけるよ。

薪ストの熱を余すとこなく使おうとしています。エコ。

インダストリアルにしたい

こういうライトとか絵を飾っていきたい。

今賃貸なんで、壁に絵が貼れなくて無理やり吊ってるんですよね・・・さっさと壁に貼ってライトアップしたい。

イスカの頃の北欧テイストはどこへやら、ファントムになった時点で好きなライトを吊ることにしました。

インダストリアル風が好きな人なら、ワンデバ、特にファントムだな〜と思います。なんとなく。

メンテナンス費用と手間

壁塗りの費用と手間が、G-LOGと比べたら楽だと思います。4面と1面の差。ウッドデッキも塗らないといけないし。

薪割りの作業が重いのと家庭菜園やりたいので、冷静に考えるとそんなにできないんですよね。

使う薪の量が多いので、それだけ薪を割ることでコスト的にエコになれます。原木に近い物を買うほど安いので。

20年や30年のトータルで見ると、積み上がる費用が違いそうだったので、最後には結局ファントムで落ち着きました。

長くなりましたが、やっとファントムのことが書けました。

長くなったけど一つに詰め込みました。これでようやく現場に追いついたので、次からは現在進行形の家づくりの話をかけるんじゃないかと思います。