建築するまで

庭DIY計画(芝貼り)と予算について

広い荒地のせいで、建物の話より庭のことで頭がいっぱいのVidia家です。庭とカーポート の話に決着がつきそうなんで、予算についても書いていきます。カーポート(積雪150cm)、薪棚、芝生、家庭菜園、防草シートの話をします。

荒地の庭をDIYするぞ

こんにちは、荒地の魔女Vidiaです。庭予定地200㎡が雑草の山になってます。

ここをなんとかして使える土地にしようという計画を、前回から引き続きお話ししようと思います。

前回の話はこちら。ホームセンター(なんとかエーケー)に丸投げしたら、土削って土いれるだけで100万と言われたところまでです。

庭DIY計画

カーポートや芝の貼り方について調べたり、ホームセンターに突撃したりして苦節2ヶ月。

なんとか予算内に押し込める手段を見つけました。

今回は、自分用のメモも含めてかなりがっつり書いています。

庭を分割することにした

※分割とは、固定資産税上の話ではありません。物理的な話です。

こちらが手書きの計画図。

図面下側が公道で、左上が北です。上と左右が隣地です。

真ん中の縦に長い四角は、ファントムです。左がカーポート、右が庭のつもり。

全体に50cmほど盛り土してあって、このままでは車の乗り入れができない土地です。

  • 家エリア
  • カーポートエリア
  • 庭エリア

の3つに分割して考えていきます。

ただし、土木工事についてはまとめて考えていきます。

BESS経由で行う部分

家を建てるBESSにまとめてお願いした方が良い部分は、お願いします。

重機が必要な土木工事については、一社にまとめたほうが安くなりそうということと、責任の切り分けの関係で、建築中には別業者は入れないということがあります。

家より先にやった方が良い部分は、手を入れるBESSに一存するしかありません。

  • カーポートエリアは法面(傾斜2度)に造成
  • 家エリアは残土を他のエリアに撒いて残土処理費用を削減
  • 庭エリアは表面15cmを土削り(草の根除去)

ここまでを、BESS側の見積もりに含める予定。

その後、カーポート部分は砕石を配達して撒く(DIY)、その上に業者によるカーポート施工。

庭部分は、芝エリア、家庭菜園エリア、防草エリア、隣地との目隠しエリアに分割しDIY。

庭DIYの予算(概算)

みんな気になる金の話を先にしておきましょう。

  • カーポートエリア(二台分33㎡程度):108.5万
    • カーポート本体+施工:66万
    • 土木工事(造成):26万
    • 残土処分:12万
    • 砕石(3立米):4.5万(*ダンプ配送料込)
  • 家エリア:ー
    • 家本体に含まれているため割愛。残土を再利用のため−12万
  • 庭エリア(16×13=208㎡):30万
    • 表土処分費用(土削り):20万
    • 芝の床土(20cm):9.3万
      • 川砂(3割=6cm)3240ℓ:4.3万
      • ピートモス(1割=2cm)1080ℓ:3万
      • 腐葉土(1割=2cm)1080ℓ:2万
    • 芝生(種・ケンタッキーブルーグラス種)4ℓ:0.7万
    • (ロール芝の場合、1㎡750円として4万)

なんとこれだけで、予算を増額した分を食い潰して150万。うそだろ。

このおかげで他のあらゆるオプションを諦める(食洗機を除く)ことにしましたが、まあ仕方なしですね。

見積もりはよく見直そう

なお、後から庭全体の土削りを上乗せ見積もりしたため、当初から家の方に含まれていた残土処理費用だとか、下草刈り費用は統合しました(見積もり上、削れました)。オプションにつけた項目と、元から含まれてる作業が被ってないか、チェックした方がいいですよ。

(細かすぎて旦那に引かれましたが、元SEで日々見積もりバトルしてた人なんてこんなもんです・・)

あとは、残土を再利用と言ってもほとんど再利用できないような土の可能性が高いです。

石を取り除けば、防草シートのおさえくらいにはなるかな、ということで。

庭DIY用の川砂や砕石はホムセンで買う

こちらが、北海道地区で有名ななんとかエーケーさんで土や砂をまとめ買いした場合のお値段です。

こちらは直送価格ですが、少量なら積んであるのを自分で持っていくこともできます。

上段左から、川砂、川砂利、砕石(細目、粗目)。

さすが庭づくりが生きがいの北海道郊外、客層もホームセンターも気合の入れ方が違いますね。

芝生の床土に使う川砂と、カーポートの砕石はここから買おうと思います。ホームセンターは割高とはいえ、この手のやつは業者でもない家庭用では、ここらで買うのが限界です・・・。

なお、カーポートはホームセンター通すとかなり乗せられたので、施工業者を自分で探しました。

以降はカーポートエリアと庭の芝や家庭菜園の土について、具体的にどうやるかを書いていきたいと思います。

カーポート部分(面取り造成+砕石巻き)

カーポートは業者選びから。

業者選び

北海道の事情に詳しい、地元の施工業者を選びました。Google検索で上のほうに来たサイトで、全国エリアの仲介サイトではないのものを。

検索して広告で上に出てくるやつ(全国施工!みたいなの)は、いわゆる仲介サイトです。マージンとって工事は地元の業者に丸投げするやつ。いいか悪いかわからないので、私は省きました。

無事に、自宅近くで取り扱い商品の多い施工業者を発見。

業者には、メールフォームなどから自分で連絡をとって、会社を訪れます。現地を担当する人がそのまま図面を見て見積もりしてくれるので、心配事が少なくて良いです。

怪しい部分はその場で確認してくれますしね。

現地調査が基本なのでしょうが、うちは地盤調査報告書の写真と、BESSが作ってくれたカーポート検討図面があったので、それを見せて見積もりしてもらいました。

三協アルミのツインZプラス

選んだのは三協アルミの「ツインZプラス」。二台用、積雪150cm仕様。

この業者では一番安く卸せたみたいなので。取り扱いがある業者さん、少ないですよね。北海道では検索するとジーポートneoばっか出てきます。

カーポートの積雪量は新雪計算

なお、積雪の数値は新雪で150cmなので、豪雪地帯では一冬に一度は雪下ろししなければならない計算です。

雪下ろししなくていいのは、2m以上対応のもの。鉄骨製の製品もありましたが、錆びるので10年に一度塗り直しが必要となり、結局アルミを選ぶ人が多いとのことでした。

業者さんのいいところは、土地柄・必須のオプションはつけておいてくれるところ。

うちは、屋根に登る際に揺れを防止する横材(柱と柱を繋ぐバー)と、雨樋の金属材への変更をつけてくれました。雨樋がプラだと、数年で割れるそうなので。

また、来年度は既に値上がりが決定してるそうでその分も乗せておいてくれました・・。

それなら年内に建てたいけど、無理だったよ。

薪棚をカーポート屋根の下に入れたい

薪棚は、カーポートの2辺(片側と後ろ)の屋根の下に入れたい。カーポートのサイズは、幅広の間口6110mmタイプを選ぶ予定。6万円くらい高くなるかな・・・。

6万も上乗せするなら薪棚に頑張って屋根つけろよ、とも思うのですが。

雨ざらしの薪棚が数年で崩れることは目に見えているので。だって、ウッドデッキすら毎年塗れっていうんですよ?毎年薪割らなきゃいけないのに、薪棚の塗り直しや建て直しなんてやってる余裕はありません。家庭菜園も芝の手入れもあるし。

なお、北海道で一冬に使う薪の量は、調べたところざっと8万円ほどの予定です。8㎥前後か?(割ったものだともっと割高のはず)

うちは、金属製の薪棚(U字型のアイアン製)をカーポートの下に入るだけ入れて、それ以外は薪棚に直接トタン屋根をDIYする予定です。


庭部分:芝エリア

芝エリアは、適当に9m x 6m =54㎡としました。

庭全部をやる余裕はないけど、遊んだりプールしたりするエリアは欲しいなということで、ファントム本体の横幅をベースに。

夫の実家が芝ですけど、すぐに伸びたりと、手入れもなかなか大変みたいですよ。

芝の床土と土壌改良

床土の厚さはざっと20cm程度を想定。

このうち、半分は元からある土を耕して、残り半分に川砂や肥料を混ぜる予定です。配分はいろんなブログや芝サイトを参考にしてみましたが、最終的には自分の土地のpH値で決まるので、後から変更するかもしれません。

※pH6.5を超えると、芝が病気になる可能性が格段に高くなるのだとか。酸性寄りにして、かつ水捌けが良くなるよう川砂を入れます。

  • 元の土:5割
  • 川砂:3割
  • ピートモス:1割
  • 腐葉土:1割

床土は深さ20cm想定。表土15cm削って捨てている状態から、10cmは元の土を耕す+10cm足す+芝を貼ると、だいたい元々の高さと同じくらいになるかな・・・?

手順としてはこんなかんじ

  1. 表土削り
  2. 家庭用耕うん機(レンタル)で耕す
  3. 川砂、肥料を撒く
  4. 耕うん機で攪拌
  5. プレスする(転圧機レンタルまではいらないか・・?)
  6. 芝生の種を撒くか、ロール芝を貼る

なんとかエーケーが、耕うん機も転圧機も格安でレンタルしてくれるので、広い面積をさっさとやる場合は借りようかと思ってます。この他に、家庭菜園の部分も一緒に耕しておきたいしね。

芝貼り

芝貼りについては、ネットを検索するといろんな人が苦労している様子が書かれていました。

みなさん、苦労して芝を貼ろうとしているんですね・・・参考にさせてもらいます

芝枯れについては、多くは日照不足、梅雨による根腐れが原因だったようです。

日当たりの良い土地と、梅雨のない北海道ではうまくいくかな?と思い、種から育てる方法も検討しています。

ただ、1ヶ月以上の間立ち入り禁止になるようなので、5歳のいるうちじゃ無理かな・・・という不安も。

春にいいロール芝があったら、さっくり買ってこようと思います。数万円かかりそうだけど。

水撒きが必要なので、日々撒くか、インスタのBESSユーザさんがやってるような数千円のスプリンクラーを挿すのも良いかもしれませんね。

北海道は暑くなる時期が遅い、かつ短いので、なんとかなりそうな気もします。

なお、こちらでは寒冷地でも冬を越せる「西洋芝」が主流。もし種から植えるなら、ケンタッキーブルーグラス種を検討してます。

種なら1ℓ数千円で売ってるし、気楽に失敗できる(笑)


庭部分:家庭菜園

野菜を自給自足生活したいので、家庭菜園は外せません。

5歳の娘が大好きなので(笑)。こちらでも育つ、トマト、ミニトマト、きゅうり、ナス、レタスあたりをやりたい。

幅9mの芝生の向こう側を、横一列に使いたいなあと思ってます。奥行きを取ると、入っていくのがめんどくさいので・・・。

最初は半分くらいで練習しようかなあ。5m×2m=10㎡。

深さ30cmは必要だそうなので、黒土だのなんだの買ってきて撒きます。芝生との境目は、レンガでも埋めておけば芝の侵食を防げるかな?

こちらは急いでないので、後から考えようと思います。

10㎡*0.3m= 3立米・・・ 黒土なら2.6万円。

庭部分:防草シートエリア

うちの隣は空き地で、現在のうちの土地と同じように草ぼーぼーであります。

一生懸命自分家の草を刈っても、隣が荒地だと種が飛んできて1年で元どおりですよ。と、カーポート施工業者が無慈悲な実体験を教えてくれたので、隣地との境目はずらっと防草シートを貼ろうと思っています。

  • 防草シート(1m*50m):4000円くらい

2m幅くらいで貼れそう。U字型の金具を地面に打って留めて、上から残土を被せればいいかな?と思っております。

残土からも雑草は生えるでしょうが、この辺に多い、1.5mクラスの芦みたいなのが生えなければそれでいいです・・・。

いや、生えるのかな。生えたら泣きながらやり直します。

それより先に芝を貼って芝の占有地にしたい。芝があっても多少の雑草は生えるそうですが、さすがに芦は生えないでしょう。

長くなりましたが、また加筆修正していくと思います。

誰かの参考になると幸いです。

広い土地だ〜〜ひゃっほい!って思ってた頃は、まさかこんなに大変とは思ってませんでしたね・・・。