建築するまで 薪ストーブ

薪ストーブをドブレ640に決めるまでの話

薪ストーブを決めるにあたって、薪ストーブやさんを訪ねたり、物件見学会で実物を見せていただいたりしました。最終的には、実際にBESSユーザさんに見せていただいたドブレにすることに。それまでの経緯や聞いた話をまとめます。

薪ストーブの検討いろいろ

こんにちは、Vidiaです。BESSを選ぶ時の決め手となった薪ストーブ。一番大事でも一番よくわからんのが薪スト。そんな薪ストを選んだ時の話をしようと思います。

最終的に選んだのは、「ドブレ640WD」でした。

そこに至るまでは

  • BESSで薪ストーブ体験
  • BESSで宿泊体験
  • 薪ストーブ本を片っ端読む
  • BESSユーザさんで薪ストに詳しいブログを読み漁る
  • ストーブ屋さん(神楽ストーブ)を訪問
  • 物件見学会でドブレ640実物を見る

といった流れでした。

温度管理の話や、燃焼方式の違い、実際に使ってみた感想など、薪ストーブを決める要素には色々なことがあると思います。

よくわからないものを、使ったことないのに決めるって難しいです。

以下では、ドブレ640を決めるまでの経緯や、ストーブ屋さんでもらった情報などを書いていきます。

ドブレ640に決めた理由

一番の理由は「BESSユーザで利用者数が多いから」ですね。

気温や利用頻度でいうと、北海道はおそらく日本一のヘビーユースなので、同じ北海道でも人気なことが何よりの理由です。

ワンダーボイドを物件見学させていただいたことがありまして、それがかなりの多雪地帯、しかも山際に住んでいる方でした。訪問したのは、確か2月の大雪の日。

吹雪く中5歳の娘の手を引いて、車を置いた場所から歩き、雪を払いながら入れていただいたワンダーボイド。

すごく暖かくて落ち着きました。

もちろん、暖かくして待っていてくれていたのだと思います。実際に体験する寒さの中で、ワンダーデバイス 系の構造でこれだけ暖かいというのは安心感でした。

土間をつけていたお家だったので、土間+吹き抜け+ワンデバの壁で十分に温まるということが体感できました。

確か、ちょうど夕飯の角煮を煮込んでおられたところでした。ドブレは天板広いし平たいので、料理もいけるんだな〜と。

私が薪ストでやりたいことは、メインストーブとしての性能と料理だったので、これでお値段もお手頃ならこれしかないなと(笑)

薪ストの扱いが簡単であること

薪ストーブを初めて使うユーザにとっては、扱えるかどうか、不完全燃焼しないかが心配です。

ドブレ640は、空気の調整がレバー一つしかついておらず、それを開け閉めするだけで調節できるという点が魅力的。

燃焼方式や空気の取り込みについて一生懸命調べたけど、最終的にはわかりやすい方に行き着きました(笑)

他の薪ストーブでは、調節のレバーが箇所ごとに複数ついているものもあります。

また、燃焼室が分かれているものや、触媒を入れて燃焼するものもあります。

炉内が複雑な構造になればなるほど、燃焼効率は上がるのかも知れませんが、灰のつまりなどが気になってしまう。気づいたら不完全燃焼で煤だらけってのは嫌ですからね・・・。

下手すると死んでしまうし。

(密閉された薪ストーブで、不完全燃焼した一酸化炭素が室内に逆流することはほぼないようですが)

薪の量をかなり消費するので、少しでも効率が良い(使う薪の量が少ない)ほうがいいなという思いはありました。ただ、ケチって空気を絞り過ぎると、炉内の温度が下がって不完全燃焼になるというので、複雑な薪ストーブを扱える自信がありませんでした。

本だけじゃ全然わからん

薪ストーブについては、専用の本も色々でているようです。インスタでBESSユーザさんに人気の読み物の本や、薪ストーブのカタログ的な雑誌。

ただ、最終的に一番役に立ったのはストーブ屋さんでもらった様々な専用の冊子(カタログやオリジナル発行の雑誌)でした。

決めかねている人は、近くの取扱メーカーのドアを叩いてみることをお勧めします。

ただ、BESSの家に薪ストーブを導入する際の購入元としては、街のストーブ屋さんでは少し難しい点がありました。

外部の業者になるので、家が建ってからでないと工事に入れないことから、すぐに使いたい冬の入居だと厳しいです。

また、BESSの薪ストーブ保証がBESS導入のものでないとNGだったと思います。

そんな理由から、せっかく訪ねてはみたけど、ストーブやさんでは買えなかったんですよね・・・せめて物販系の宣伝だけでもしよう。

神楽ストーブ(札幌)さんとa+(エープラス)さん

薪ストアクセサリーカタログ+アウトドアカタログ

神楽ストーブさんは、札幌市にある薪ストーブやさんです。実際に薪ストーブを展示しているので、見てお話を聞くことができます。薪ストーブアクセサリーなどの物販も取り扱ってます。

a+(エープラス)さんは、全国展開の薪ストーブ輸入代理店です。オリジナルの冊子を色々と発行していて、薪ストーブだけでなく薪ストライフの全てを知ることができます。

私の場合は、神楽ストーブさんを訪問したら、a +の方がたまたまいてお話を聞けたという感じでした。

神楽ストーブさんのショールームを見学

実際に見たのは、アイアンウッドのストーブやオーブン付きの薪ストーブ。

サイズ感や薪のサイズの違いなど、現物をみるとわかりやすいです。できるなら、自分が買う予定のストーブはあらかじめ見ておきたいですね。存在感がすごいので。

ただ、ピキャンも100万近くしますが、展示されてたお料理ストーブもそのくらいの価格帯だったので断念。

ダッチウェストのエンライトは

素材の違いや燃焼方式のお勧めについても、色々な話が聞けました。

ずっと気になっていたダッチウェストのエンライト。雑誌で見かけて、リーンバーン方式で燃焼効率がいいとの噂だったんです。使う薪節約できるかなぁと思ったので。

ただ、聞いてみると、うちの環境(使い方)ではイマイチ燃焼効率のありがたみは薄いとのこと・・・。

※詳細な理由は忘れちゃいました(笑)ぜひ訪問して、聞いてみてください。短時間で温めたいときには速いけど、長時間使うとそう変わらんみたいな話だったかな・・・あと広さが、ファントム7ではそう広くないので。

やはり餅は餅屋、ですね。

薪ストのカタログ数値には、そう意味はないということみたいです。

薪ストは実際暖かいのか聞いた話

ストーブ屋さんのベテランのおじさんには、色々な話を聞けました。

実際使ってみて温度はどうだとか・・・やっぱり、暑いらしいです。暖かいというかべらぼうに暑い。(北海道の高断熱の家の話)

二階は30度なんてザラだとか。でも、薪スト一本で寝て起きたら、火は消えていて室内は10度代。(16度とか)

そんなことにも、そのうち慣れるといってました(笑)

うちが実際に宿泊体験して、夜中薪ストだけでしのごうとした時の話は、以下の記事に書いています。

うちは、薪スト一本では朝耐えられないと思ったので、FF式ストーブとの併用にしました。

素敵なアウトドアクッキング

a +アウトドアカタログより

BESSユーザの多くは、薪スト料理やバーベキューに興味があるんじゃないでしょうか。

そんな方に夢のような冊子をいただきました。アウトドアクッキングのツールがたくさん載ったカタログ。

北海道はバーベキュー天国なので、サッポロファクトリーなんかにいくと、かなりの数のアウトドアキッチンツールが見れます。LOGOSとか、ノースフェイスとか、モンベルとか。

このカタログに載っているのは海外製が多くて、Höfats(ホーファッツ@ドイツ)、OFYR(オフィア@オランダ)、a +オリジナル、BRUNNER(ブルナー@ドイツ)、VITAVIA(ビタビア@デンマーク)など。

Höfats(ホーファッツ)のBBQグリル

ドイツのホーファッツがかっこいいスタイルで、これで肉を焼いてみたいです。(上の画像がそう)

確か円盤型のはLOGOSとか国内メーカーでも見たことあるけど、他にも四角い焚き火台に網のせるやつとか、周りに串さすやつとか、色々ありますね。

こちらのサイトに掲載されていました。国内では販売店があまりないのかな・・・検索しても見つかりませんでした。いいお値段しますけど、かっこいい。

薪スト系ブログ

お世話になった、薪ストーブの記事が多いBESSユーザさんのブログを紹介します。

シミワタルゼ!2nd

モチ吉のワンダーデバイス フランクフェイスと薪ストーブ生活

シミワタルゼさんはファントムの方で、膨大な量の薪スト日記と薪日記を掲載されています。モチ吉さんはBESSコーチャーさんかな。薪活についてかなり書かれています。

実際に使ったらこういう問題が出るとか、全部残されていて助かる。

うちも建ててからも、ちゃんとブログに残そう(笑)

ドブレ640の話より他の話が多くなってしまいましたが、そんな経緯でした。