うちは自分自身で地鎮祭をやる「セルフ地鎮祭」を予定していました。でも、それだけでは心許ない・・・と思ったので、土地の土と石を神社へ持ち込んで、御祈祷をしてもらう「神社での地鎮祭(昇殿参拝)」をやってきました。場所は、大國魂神社(東京・府中)。なぜそんなところなのかは記事の中で。
神社で地鎮祭(昇殿参拝)が行える
こんにちは、Vidiaです。タイトルの通り、なんと神社で地鎮祭が行えることを知り、実際にやってきましたのでその紹介をします。
とある用事(DULTONのセールがきっかけ)で東京へマイル旅行をすることになった私。
東京に住んでいた独身の頃から行きつけだった、東京・府中の大國魂神社で、ついでに地鎮祭がわりの御祈祷ができないだろうか?と思い、神社に電話をしてみました。
「神主が土地へ伺う通常の地鎮祭のほか、土を持参していただき、神社内で御祈祷(昇殿参拝)する形の地鎮祭も行っております。お清めされた土は、ご自身で土地へ埋め戻していただきます。そのほか、鎮め物や塩、米、お酒もお渡しいたします。」
大国魂神社・問合せ電話にて
お問い合わせの時の文言は、多少うろ覚えなので、ご了承ください。
そんなわけで、土を持って行って清めてもらう形での地鎮祭をやってみることにしました。
昇殿参拝というのは、神社の拝殿の中に上がって行って、神主さんが直接御祈祷やお祓いをしてくれる参拝方法のことです。神社に行くと、拝殿の中に入っている人たちを見かけますよね。
地鎮祭の神社はどこでやるか
※この記事は素人がネットで調べられるレベルの知識で書いたものですので、専門的なご指摘や宗教関連のアドバイス・ご意見などはご遠慮ください。
通常は、その土地を管轄する氏神様で行うことが多いらしいです。あるいは、近くの神社、業者の紹介してくれる神社など。
うちもBESSさんに紹介してもらえるところはあったのですが、私の場合はたまたま東京に行く用事が重なるタイミングで、東京の方に行きつけの神社があったので、そこでできないかなと思って調べてみました。
土地の氏神様・・・ではないのですが、北海道で大きな神社である「北海道神宮」の主祭神の一人が「大國魂神」であり、これが東京府中の大國魂神社と同じだったんですね。
ならば、そっちでもいいかという個人的な判断で決めました。
私自身と大國魂神社の関わりは、住んでいる町のど真ん中に鎮座する、大変有名な神社でした。毎年の初詣や、散歩ついでのお参り、厄払いのご祈祷など、かなり通ってまして。
単に気持ちの良い素敵な場所だったので、しょっちゅう通っていました。
(東京で自然と気軽に触れ合える場所って、まず神社なんですよね・・・。)
これを読んでいる方も、近くの神社で同じようなことをやっていないか、聞いてみると良いかもしれません。
ちなみに、BESSの人や夫や親族には、北海道ではそのようなやり方は聞いたことがないと言われましたが。
大國魂神社へ問い合わせをした時に土地の住所を言ったのですが、北海道じゃ意味ありませんなどとは言われなかったので、まあいいんじゃないかな・・・
着工前に1度目のセルフ地鎮祭もやった
実は、1度目の地鎮祭は完全セルフで既にやっていました。
着工前のタイミングで。神社関係なく、自分らで塩、米、酒、水を撒く方式のやつです。いわゆる、普通のセルフ地鎮祭。
着工のタイミングに、神社で行う地鎮祭が間に合わなかったんですよね。
やらないのは流石にまずいので、まずはセルフでやりました。その後2度目の地鎮祭(半セルフ地鎮祭)を行う予定です。
神社での地鎮祭を詳しく
結構珍しい体験だったので、写真はありませんがどのようなものだったのかご紹介したいと思います。
用意するもの
大國魂神社の場合です。自分で持っていくのはこちら
- 土地の土(ジップロックなどに入れて)
- 初穂料、または玉串料
正直に、初穂料っていくらくらいですか?と聞いたところ、1万円ですと言われましたのでそうしました。
神社での地鎮祭については、Webなどをみても掲載されていないんです。
神社の御祈祷受付にて申し込み
予約などはなく、朝9時から受付が始まる通常の御祈祷受付で申し込みます。
本来は家族でいくのでしょうが、私は代理と言うことで一人で行ってきました。申し込み名は、建主である夫の名前で。色々適当です。
受付で住所、業者名を記入し、玉串料を納めます。
待合室で待っていると、8人くらいまとめて呼ばれて拝殿へ上がり、御祈祷開始です。
御祈祷を受ける
11月ということで、神社は七五三とかぶって賑わっていました。七五三の受付は別だったため、他の一般の御祈祷やお宮参りの赤ちゃん連れと一緒に拝殿へ上がります。
以前に厄払いもやったことがあり、その時もそうだったのですが、ここではいろんな御祈祷を一緒にやっていきます。さすが東京の有名な神社、人が多いので流れ作業です(笑)
御祈祷の神棚には、人数分のお清めセット(なんていうんだ・・手土産袋みたいなアレです)が乗っています。
そしてその横には、お家の形の小さな模型が一つ。お家といっても、神社の拝殿の形をしていますが。
あれはうちが地鎮祭だから用意されているのか、元々あるものなのかはちょっと分かりません・・・
御祈祷の言葉を、同列の全員分いただきます。
神主様「ホッカイドウ〜XXXシ〜〜〜(住所中略)ビーイーエスエスサッポロ〜〜〜〜♪」
え?北海道?と思われていたかもしれません。それに、業者名をアルファベットで書いたらこうなりました(笑)
これで良いのかよくわかりませんが、私が満足したので多分いいのでしょう。
いただいたもの
御祈祷の後は、次のものをいただきました。
- 清められた土(返してもらった)
- 塩
- 米
- 御神酒
- お菓子
- 鎮め物
- 御幣(ごへい)※御祈祷の時に振る紙のついた棒の小さいやつ
全て、神棚に置いてあった袋に入っていました。
土地に戻って自分でやる作業
最後に、神主様からこの後自分でやる作業の説明を受けました。
- 鎮め物は業者に渡し、基礎の中心に埋めてもらう
- 東西南北の四方(一般的には四角)と中心で、御幣を左・右・左の順にふってお祓いをする
- 上記の5箇所に、清められた土、米、酒、塩、水を撒く
とのことでした。
小さい御幣がついていたのがなんだか嬉しいです。5歳の娘にやらせます(笑)
石も綺麗目のやつを拾って行ったので、玄関にでも置こうかな〜と思っています。
おみくじが大吉だった
でした!
昔からここで引くと結構な確率で大吉なんですけどね。
転居は急がないのが良いそうです。3末から4月引き渡し予定だから、引越し高いしね・・・。
ちなみにこの日は、11月の新月であり大安、一粒万倍日とかいうのだったらしいです。
後から知った。ひぇ。
神社での地鎮祭、おすすめです
昨今は密になれない事情で、郵送での御祈祷も受け付けているとWebには書かれていました。
地鎮祭をやらない人、セルフ地鎮祭ですます人も増えているそうです。
お金もなかなかするし・・・という言葉も耳にします。
きちんと神社でご祈祷を受けて、自分のタイミングで行けて、玉串料も諭吉さん一人というのはなかなかいいのではないでしょうか。
業者さんも、やっぱりきちんと神社で行っていただいた鎮め物を持っていったら、素晴らしい!と喜んでくれました。
おすすめです。
ワンデバと薪ストでBESSに決めた主婦。家族構成は夫、私、娘ひとり、猫1匹。40代。元都会派のインドア系アウトドア派(雰囲気だけのにわか)。好きなことは焼肉。