薪ストーブ付きのCOUNTRY LOGに宿泊体験をしてきました。北海道の真冬の1月、薪ストーブで一晩過ごしました。暖かさと朝の寒さの両方を体験できたのは貴重だったと思います。
北海道の冬のCOUNTRY LOG
こんにちは、Vidiaです。北海道の真冬のCOUNTRY LOGに泊まると言う、大変貴重な体験をしてきましたのでご報告します。
薪ストーブが実際に暖かいのか、朝はどうなっているのか、BESSを検討している北国のユーザなら誰もが気になるところだと思います。
体験したくても、たまたまそのとき冬でないとできないですしね。
なお、BESSの家の宿泊体験はあらかじめLOGWAY CLUBに入っておくと良いですよ。(詳しくは各地のLOGWAYの担当営業さんまで。)
北海道のLOGWAY札幌のなかで宿泊体験できたのは、COUNTRY LOGの中ぐらいのやつ。スペックはこちら。
少し前のモデルのクミン。総床面積30坪と、G-LOGでいうと現在キャンペーンモデルで出ているイスカIIに近いサイズだと思います。
薪ストーブはピキャン・オーブン
装備されている薪ストーブはピキャン・オーブン。下段でお料理ができるやつです。
薪スト料理に興味がある人は、前に3時間体験で料理した記事にも書いていますのでどうぞ。今回もやってますが。
貸切体験は夕方6時から、翌朝9時までだったかな?
前回の3時間貸し切り体験で教えてもらった通りに、薪を組んで焚きつけを入れて着火。温まるのに30分くらいかかります。
この日の夕飯は、またもや持参したピザ。オーブンで焼く。
(画像がなかったので前のときのピザ、とエリンギ・・・ではなく焦げたマシュマロ)
薪ストーブは冬の北海道でも暑い(特にロフト)
冬の夜の薪ストーブ。外の気温は、こちら江別市はマイナス10度を下回る日も珍しくありません。
この夜は確か・・・忘れたけどマイナス10度前後だったんじゃないでしょうか?普通の寒い冬でした。
それでも、薪ストーブを本気で焚くと室内は暑いのです。1Fはいいんですが、2Fは暑すぎてパンツ一丁になるレベルで、本気で暑い。ロフトの方は30度とかいく。外は−10度を下回ってても、ですよ。
ただしこれはCOUNTRY LOGの性能ありきなんだそうです。
ログ材の断熱性能がすごいので、家の壁(ログ材)ごと温まって熱を逃さない。普通の家と全く違うのは、薪ストーブを焚くと壁から暖かくなるってこと。
熱気は上に上がっていくので、吹き抜けを伝って三角屋根の上の方にたまります。
ロフトの上にはシーリグファンが回っているので、それなりに熱気は拡散されているのですが、それでも上は暑い。
普通の本州の人はたぶん、1Fにしかいられないレベルだと思います(笑)
なので、寒い地方の人ほどログハウス×薪ストーブはおすすめですよ。薪ストーブの燃費については、また別に記事でまとめようと思います。
どのくらい薪を入れるのか
だいたい1時間に1本程度薪を追加します。
最初は加減がわからないので、消えたら大変とドカドカいれてBESSさんちの薪を無駄遣い(笑)していたのですが、とろ火になって薪が炭になってからも十分暖かいんですよね。
それを知らずに薪を入れてたんで、そりゃ暑いわって思いました。
最初に積んであった薪の量(1枚目の画像を見てね)を使い切ることはないけど、休日なら使っちゃうだろうなあってイメージです。
ロフトから薪ストをチェックする夜
こちらはロフトからの風景。
向こうの吹き抜けの下に薪ストーブがあり、ひょいと見下ろすとどんな具合かわかります。
火の加減や、薪ストの上に置いた鍋が煮えたかどうかを見るのにとても便利。
薪ストつけるなら、ロフトは必ずセットだな〜って思える夜でした。
この日は夜に豚汁を煮て朝ごはんにする予定だったので、ロフトのデスクで持ち込んだゲームをしながら、ビールを飲んでまったり過ごしました。
こちらがロフトの書斎スペース。
広い一枚板の机がいいな〜これ欲しいな〜。(ゲームはたまたま懐かしんで再課金していたFFXI)
ビールはサッポロクラシックです。
薪スト料理(豚汁、ステーキ、焼き芋)
そして煮込んだ豚汁(煮込み終わったので上に上げてあります)。鍋や食器は、BESSさんにあるやつを借りています。このシリーズ欲しいな〜。
ついでにステーキも焼きました。
鉄板だけは自宅からミニオーブン用のを持参で(笑)
ピキャンオーブンではなく上に乗せただけなので、思ったほどの火力はなくて少々水っぽい焼き上がりになりましたが、見た目に反して柔らかく焼けていて美味しかったです。
じっくり火が通った系の肉に。
普通のコンロとフライパンで同じことやると、もっと硬くなると思うんですけどね。
ついでに焼き芋も焼いた。食い過ぎ。前回やり残したこと全部やったった(笑)
見ての通り、蜜っぽくなってすんごく美味しかったです。なお、濡れ新聞とアルミホイルで包んだ芋を、薪ストから出すときに落としました。
床が煤だらけになったので、薪ストやるなら土間がいいと確信しましたね。
こんなことやってたんで、ちっとも飽きずに夜はふけていきました。
薪ストーブとFF式ストーブ(灯油)の併用
泊まったCOUNTRY LOGでは、FFストーブと薪ストの併用でした。ストーブの方は温度設定低めで動かしておいて、薪ストが消えて寒くなったらつく感じにしておくのが良いそうです。
寝る前に1本薪を入れて眠ると、朝にはもう消えていると言う具合。
今回は「薪ストだけならどうなるのか」を体感するために、あえてFFストーブは消す!!!
そして私は二階のロフトのソファで寝る!!!
・・・朝4時くらいには室温16度になってて、寒くて起きました。(室温16度で寒がるのが道民仕様)
即、FFストーブをつける・・・これは薪ストと併用しないとキツイです。
薪ストオンリーで行こうって言うのは山小屋暮らし並みの気合がある人で、ちゃんと服をきて寝れる人だけです。
あ、本州暮らし(特に長野あたり)の人は余裕で行けると思いますよ。
寝る前は暑いのに起きたら寒い
寝る前は30度近い熱風が吹いてるんですよ。めちゃめちゃ薄着で寝てるというのに、起きたら16度。
風邪ひく。
前にストーブ屋さんにこの辺尋ねたら、「慣れる」で終わりましたがwwwww
慣れるしかないんだろうなあ。子供に着せる服が困りました。4歳ちゃんはほぼ裸で寝ちゃったので、途中で服を着せましたよ。
1Fの寝室の方はもっと早くに冷えたみたいでした。熱が回るように、ドアを少し開けていたんですけどね。
薪ストーブ豚汁を食べる朝
朝ごはんは、昨晩つくっといた豚汁を温めます。
白菜はとろとろ、ゴボウや豚肉も出汁が出ていて人生で食べた中で一番美味しい。
薪ストーブあるだけでこんなに生活に充実感がでるのか〜〜。
感想:こんな家に住んだら趣味が変わる
宿泊体験をした感想としては、実際に建てたとしたらこんなふうに暮らすんだろうな〜というイメージが、具体的に沸きました。
うちは食べるの好きなんで、料理が変わるのはとても大きいですね。
薪ストは面倒なんじゃないかな?と思っていたのですが、旦那がひたすら薪を入れて火を見てるのが好きなようなので問題なさそうです。
そんなところも、実際に体験してみないとわからないところでした。
宿泊体験をしたことで、BESSを建てることについて真剣に考えるようになりました。
この企画は良いですよ、BESSさん!
なお、私たちがやったようなことが全国でできるのかはちょっとわかりません・・・
もしかして鉄板のせて肉焼いた人も初だったりして・・・(今になってちょっと焦る)
機会があれば、ぜひぜひ体験してみてください。
ワンデバと薪ストでBESSに決めた主婦。家族構成は夫、私、娘ひとり、猫1匹。40代。元都会派のインドア系アウトドア派(雰囲気だけのにわか)。好きなことは焼肉。